H23　ルノー　カングー　車検（オイル漏れ修理、シリンダーヘッドカバー、サーモスタット） ｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今回のお車はH23　ルノー　カングーです。
車検でご入庫いただきました。

オイル漏れ状態です。
シリンダーヘッドカバー、サーモスタットよりオイル漏れしていました。

エンジンオイル抜き取り、分解作業、シリンダーヘッドカバー等を取り外します。
清掃し、シールパッキン塗布しました。

●スパークプラグ●
スパークプラグは、エンジン内部の燃料と空気の混合気に火をつけ爆発燃焼させるための部品です。混合器を爆発させるために強い火花が要求されます。１分間に何百、多いときは何千回と爆発するため火花が発生する部位は徐々に摩耗が進みます。３万キロに一度を目安に交換をお勧めしています

オイルシール交換しました。

タイミングベルト交換作業

●タイミングベルト●
タイミングベルトは、エンジン内部にどのタイミングで空気を取り入れ、どのタイミングで燃焼後の排気をするかなどを行うための大切な部品です。このベルトが切れたり位置がずれたりすると、走行中エンジンが停止したり掛からなくなったりします。自動車メーカーでは１０万㎞でのお取替えを推奨しておりますが、使用環境の状態などにより１０万㎞未満でも切れたりずれたりすることがあります。ですので私どもは８万㎞を超えたお客様には早めのお取替えをお勧めしております。

テンショナー交換しました。

インテークマニホールドを取り外しての作業でしたのでガスケットを交換し、取付けました。

●インテークマニホールドガスケット●
インテークマニホールドとは、吸い込んだ空気をスロットルからエンジンの各シリンダーに分配するパイプのことです。インテークマニホールドガスケットとはそのインテークマニホールドとエンジンの間にあるガスケットです。

ウォーターラインにオイル混入していました。

ウォーターポンプ交換しました。

●ウォーターポンプ●
ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント（冷却水）を循環させる役割を担う大切な部品です。エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。

●サーモハウジング●
サーモハウジングは、車のエンジンにおいて重要な役割を果たす部品です。具体的には、サーモスタットとも呼ばれ、ラジエーターとエンジンを行き来している冷却水の流れを制御します。サーモスタットは内部に温度によって変化するワックスを持ち、エンジンが適温になるまで冷却水の流れを遮断したり開通させたりします。

クーラント注入しました。

●ＬＬＣ●
冷却液（ロング・ライフ・クーラント：ＬＬＣ）は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます

●エンジンオイル●
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。

●オイルエレメント●
エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換２回に１回の割合での交換をお勧めしています。

フロントスタビライザリンクは左右グリス漏れしていましたので交換しました。

●スタビライザーリンク●
スタビリンクは、サスペンションとスタビライザーを連結している棒状の部品です。スタビライザーの動きに関わる重要なパーツです。

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