H15年ヴォクシーエンジン不動｜車検・点検・修理のグーネットピット

お世話になります。
梅雨前の暑さのピークも本日まで、5/31いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はヴォクシーE/G不動の修理でございます。

一本の電話が鳴ったのは5/27（土）の事でした！

『グーピットを見て電話したんですけど！』
とお客様。

『有難うございます、どうなさいました！』
と私。

聞くと何でもエンジンがかからないそうです。
問診するとどうやらセルモーターが原因のようです。
こちらからのアドバイスで数時間後、任意保険付帯のレッカーサービスにより、いざ入庫！

問診時
『来年の車検まで乗れれば・・・・』
とお客様。
『わかります、費用抑えましょうね』
と私。
走行キョリを聞くと、17万キロ。
セルモーターの他にラジエーター（エンジン冷却部品）が心配だった私。
見るとやはり↓

漏れてます（涙）末期症状の為、サブタンクが空、本体にも殆ど冷却水はなく、あと1年半はもちません。
お客様に説明して、交換する運びとなりました。
部品商が時間外の為、月曜発注し、届いたセルモーターです↓

外したセルモーターと比べて見ましょう↓

17万キロの間ガンバってくれたセルモーターに
『ありがとね』っと別れを告げて、リビルトを取り付けていると
アーーウチ！
ヒーターホースからも漏れを確認↓

このエンジンはかなりの確率でこの部品から漏れます。
三又の樹脂で出来ている部品です↓

軽く捻っただけでポロリと折れてしまいました。
続いてラジエーター交換↓

↓

沢山の部品を外しラジエーターを取り外すと↓

17万キロの間、よく仕事をしてくれました！
『ありがとね』っと別れを告げて新品↓

『次は頼んだぞ』と電動ファンを移植↓

セルモーター交換して車を回した際、回転数の低さに気がつきました！来店時に問診した際
『アイドリング時のガタガタという振動が気になる』とお客様。
このエンジンは高い確率でバッテリー下のエンジンマウントが原因ですが、このエンジン回転の低さは振動にも繋がってますので

ココでプラスワン整備（無料）！
スロットルボディの清掃で回転数の低さを改善しましょう！あの奥ーーーーの方に彼はいます↓

クリーナーケースも外し↓

サージタンクも外し↓

やっとご対面。中を覗くと↓

ぶちゃいくな彼！
この洗顔フォームでも使いますか↓

↓

洗顔拭き取りを4回ほど繰り返すと↓

↓

イケメン君に早変わり（拍手）

ラジエーターを取り付け
ヒーターホースもシッカリ取り付け
スロットルボディの初期化も行い
エンジンスタート↓

冷却水のエア抜き作業もシッカリと終え、テスト走行もシッカリ行い、来年12月まで健康で走ってくれる事を確信して、お客様をまちます！

一本の電話から始まったドラマでしたが、お客様と色んなお話が出来て大変満足な一台でした！
ご入庫、有難うございました！

感謝っ！！！