スパークプラグ交換、吸気系統清掃　日野市　八王子市　多摩市　東京｜車検・点検・修理のグーネットピット

皆様、おはようございます！
最近ネットからお問合せが、大変増えまして、ありがたいです！

本日もそんな1台、タイミングベルト、スパークプラグ、オートマオイルの各交換を承ったので、ご紹介です。
お車は平成16年式、JCG11、トヨタ　プログレです。走行距離　106,625km。

一先ず本日はスパークプラグ交換とインテーク系の洗浄部分を。

ガソリンエンジンはガソリンと空気を混ぜた混合ガスをスパークプラグで着火し、燃焼させた爆発力を動力としています。
ガスは様々な要件により、完全燃焼出来ない為、ある程度お車を使用していると、どうしてもカーボンが吸気系に溜まってしまいます。これが溜まると、燃焼効率が落ち、燃費の悪化、更に酷くなるとアイドリング不良、加速不良といったエンジン不調を招きます。

プログレは燃料が直噴の為、より汚れ易い為、プラグ交換と併せてインテーク系清掃を実施しました。まずはスロットルボディを清掃。その後燃料添加剤でインジェクターを清掃、VICでスロットルボディ以降を清掃します。
VICはエンジンをかけた状態で洗浄剤を吸わせ、洗浄しながら燃やして排気側に排出させるので、プラグに負担が掛かります。という事で、洗浄完了後、プラグを外します・・。

ただ、このエンジン、スロットルボディ、サージタンク手前までがタペットカバー上を覆っている為、取外しが必要。
外していくと、吸気系のホースがプラスチックの様に硬くなっており、パキパキ割れる、割れる・・。
さらにそのホースに繋がっていたソレノイドバルブもプラスチックが脆くなっており、折れてしまう状態・・。想定以上のプラス部分が出てしまいました・・。

一先ずイグニッションコイル、プラグを交換、復元します。

各交換後、最後にエンジンコンピューターの学習履歴をリセットし、再学習をさせます。
コンピューターはその時、その時に最適な燃焼が出来る様に、燃料噴射量を補正し、学習しています。今回各部清掃をしたので、再学習させないと、逆に調子悪くなってしまいますので、この作業が必要！

学習後は、基準値のほぼど真ん中の状態になりました！
さあ、後はタイミングベルト部分です！そちらは、また後日・・。

スロットルボディ、清掃前と清掃後です。電子スロットルなので、ワコースの電スロ対応の洗浄剤で清掃します・・。

今回洗浄した部分です。スロットルバルブクリーナーで電スロを清掃、VICを吸わせ、電スロ以降、サージタンク、インマニ、エキマニを清掃、フューエル1で燃料系等を清掃しました！
各清掃、プラグ交換、更にオートマオイルも交換したので、実走すると、とても調子良く走ってくれました！

清掃後、プラグを外す訳ですが、黄色い部分で覆われている為、赤いイグニッションコイルが外せません。
これに繋がっているホースが、バキバキで・・。

外した吸気ホース。絶えず高温にさらされている為、硬化してしまいました。

こちら折れたソレノイド。税別￥5,100-。地味に高い・・。

接着してみたり、努力したんですけど、ダメでした。仕方なく交換・・。

再学習後のデータ。中央辺りの空燃比F/B値B1が、現在補正している値、その下がその補正値を元に学習した基軸となる値。この両方の数値が±25％以内だったら、ＯＫ。学習値は0、補正値は-2.3%。ほぼど真ん中の状態になりました。

ついでにシステム診断。故障履歴無しです。