エンストし、再始動出来ない　日野市　多摩市　八王子市　東京｜車検・点検・修理のグーネットピット

渋滞の為、ﾉﾛﾉﾛ走っていたら、突然ｶﾞﾀｶﾞﾀ震え始め、ｴﾝｽﾄしてしまったとの事。再始動しばらく出来なかったが、何度か試したらエンジンが掛かったが、またすぐ止まってしまったそうです。
エンジンチェックランプが点灯していたとの事でしたので、まずはスキャンツールで確認します。
するとP0335　クランクポジションセンサー、P0201　1番インジェクター、P0204　4番インジェクターの各履歴が残っておりました。
この様な症状は今まで1度も無かったとの事。なので、この履歴は今回の症状に伴う履歴だと思います。ただ、レッカーで入庫後は症状が出ない状態です。
クランクポジションセンサーはエンジンの点火タイミング、燃料の噴射タイミングを計測するセンサー。これがダメだと各タイミングが分からなくなり、エンジンは止まってしまいます。この車両、このセンサー不良は非常に多いので、配線の断線等が無い事を確認し、センサーを交換する事にしました。
インジェクターは燃料を噴射する部品。ただ、インジェクター単体が故障する事はほぼありません。こちらも配線に異常は無く、インエジェクター自体も異常がありません。

インジェクター系統は配線とインジェクターとコンピューターの3点で構成されているので、一先ず中古のコンピューターに交換する事にしました。
各作業後、症状は全く再現されなくなったので、作業完了としました。費用は￥54,800-でした。

クランクポジションセンサーは、エアコンコンプレッサーのブラケットを外さないと、引っかかってしまい、外す事が出来ません。まずはスロットルボディー一式を取り外します。

スロットルボディーが外れました！続いてファンベルト、パワステベルトを外し、ベルトテンショナー一式を外します。

続いてオルタネーターを取り外します。このまま上には抜けないので、外したら脇に置いておきます・・。

続いて下からエアコンコンプレッサーを取り外します。こちらも外したら脇に吊っておきます。赤丸部分がセンサーです。

最後にオルタネーターとコンプレッサーが取付されていたブラケットを外します。

これでようやくセンサーが外せます

センサーは新品に交換です。

こちらは外したコンピュータ。新品は高額なので、中古品に交換致しました。