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エアコンが効かないという事でお預かりさせて頂きました！



拝見すると、エアコンコンプレッサーに繋がる高圧ホースから漏れ跡が見られました。ガス漏れが原因かな～と思いつつ、ガス圧力を点検・・。



すると高圧圧力が異常に低い状態。ガスを少し足してみるものの、低圧側が上がるだけで高圧はあまり上がりません。コンプレッサーＮＧですね。



コンプレッサーの吐出圧力低下という事は、コンプレッサー内部が摩耗し、システム内に鉄粉が蔓延していると予想されます。



コンプレッサー交換、システム内清掃は必須でしょう・・。



お見積りをご提示し、受注させて頂きました。



実際に部品を外し、コンデンサーを清掃してみると、やはり鉄粉が溜まっていました。綺麗になるまで清掃を実施します。



他の配管、エバポレーター等も清掃。



清掃出来ないドライヤーとエキスパンションバルブは新品に交換。



もしも鉄粉が残留していた場合、その鉄粉がコンプレッサーを破損してしまったり、システム内の詰まりを誘発してしまう為、非常に重要な作業です。

部品交換後、システム点検。



作業前は吹き出し口温度が26℃位（外気温19℃）だったのに対し、1桁台の数値になり、冷えは良好となりました！

高圧配管です。黒く油汚れが見られました。漏れている状態。初めはこれが原因かと思ったのですが・・。

原因はガス不足では無く、コンプレッサー吐出圧力不足が主原因でした。
ホース交換だけだったら、そこまで高額にならなかったのですが・・。

バンパーを外した状態です。
まずは漏れている高圧ホースを外し、コンデンサーを取り外します。

コンデンサーを洗浄中・・。
グレーなのは内部の鉄粉です。

清掃剤がこれぐらいまで綺麗になるまで、清掃を繰り返します。

清掃を完了したコンデンサーです。後はドライヤーを取付、こちらは終了。

下が新品のドライヤー、上が外したドライヤーです。
真っ黒なのは鉄粉を吸ったからです。

配管を外し、エキスパンションバルブを取り外します。
エバポレーターもコンデンサー同様清掃した後、エキスパンションバルブを交換します。

交換したコンプレッサーです。

交換部品一式。施工後、エアコンは正常作動になりました。

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