レガシィ　リヤワイパーが動かない　日野市　八王子市　多摩市　東京｜車検・点検・修理のグーネットピット

法定点検でお預かりしたので、ご紹介です。



気になる点としては、リヤワイパーが動かないとの事。



スイッチを操作するとウォッシャー液は出る状態。スイッチは問題なさそうな感じなので、リヤワイパーモーターに絞って点検を実施。配線図を参考にモーター単体を調べると異常無し。電気を流すとちゃんと動きます。モーターかと思ったんですけどね・・。電源線とアース線はＯＫですが、スイッチを操作しても電気が流れてこないので、配線異常の様です・・。



仕切り直しをし、整備書を確認。
構成としてはスイッチの情報をボディ統合ユニットが受け取り、モーターに指示を送るという内容。
スキャンツールでボディ統合ユニットにアクセスすると、スイッチの入力、統合ユニットの出力情報が読み解く事が出来るとの事。



早速スキャンツールにて情報を確認。スイッチ操作をするとリヤワイパーのウォッシャー、間欠ワイパー、通常動作のワイパーと各スイッチ操作の入力、それに伴い統合ユニットが出力している状態が確認出来ました。



となると、統合ユニット以降の配線に問題があるという事になります・・。

普通配線が断線することはあまり無いので、考えられる個所、バックドア開閉部分の配線を確認します。開閉部分は曲げたり伸ばしたりするので、断線するリスクは高まります・・。
すると案の定、配線が切れていました！すぐに特定出来て良かった・・。



不具合個所が分かれば、後は配線を修理すればＯＫ！
修理後は正常作動となりました。

後は前後ワイパーゴム、前後デフオイル、エアコンフィルターの交換、またドライブシャフトブーツ、ゴムの硬化により緩くなり、グリスが漏れていた為バンドを交換させて頂きました！

ボディ統合ユニットの情報です。リヤワイパースイッチがＯＮの時、リヤワイパーモーターへの出力もＯＮとなっており、正常に作動していた事が分かりました。

こちらは間欠の時の情報。同じく正常に作動しています。という事で、配線異常という事が分かり、点検を進めました。

断線個所です。経年劣化で切れてしまった様です。

こちらは前側左のミッション側ドライブシャフトブーツ。グリスが漏れておりました。一先ずバンド交換。

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