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故障・修理
更新日:2024.02.24 / 掲載日:2024.02.24

DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.45】

見た目こそどうにか格好がついてきた我がフェアレディちゃんですが、見えない部分、クルマの内部は問題が山積の状態で、特に室内の配線の劣化ぶりは想像以上。まだまだ手がかかりそうなのです……。このあと、ハリー氏は、どこまでミントコンディションに近づけることができるのだろうか?

●文&写真:ハリー山崎

手間と愛情を注いだ帰国子女のベンツちゃん、錆の最大要因となる凍結防止剤が散布された雪道を体験させたくないので、冬になる前に並行輸入届を済ませ、車検を受けたい。とはいえ、購入前の修理箇所は心配だらけ。もう少し時間がかかりそうだ。
紆余曲折だらけではありますが、これまでになんとか試走までは漕ぎつけております。普通に考えれば最終コーナーの立ち上がり、仕上げの段階と言ってもいいでしょう。なのに、どうしてか心配でたまらない……。不安で胸がいっぱいなのです。。

燃料タンクに深刻なトラブルを発見

最近、車庫内がガソリン臭いなあ〜と感じていたので、念のためにガソリンタンク下部を点検した。すると、燃料パイプ接続付近の塗装が剥がれており、漏れたような痕跡を発見。にじみ程度だけど、漏れ箇所の特定が難しい。

余計なメンテでトラブル発生。とても悲しい気分になりました

懸念のガソリンタンクは、前に雑に盛られた箇所を削りとって塗装した部分。どうやらそのメンテが逆効果だった模様。その時はガソリンを満たして漏れ点検をして問題なかったのに……。

どこが漏れの原因なのか?圧のかけ過ぎに注意

開口部を塞いでエアをかけて漏れ検査を実施。ちょっと圧力をかけるだけでタンクがボコンと膨らんでしまうので、タンクにダメージを与えないように慎重に行った。

失敗はできない部分だけにプロに依頼するのが安心です

パンク修理の要領で洗剤をふきかけたら問題箇所はすぐに分かった。自力メンテは無理と判断し、ラジエーターやタンク補修を専門とするプロに修理を依頼する。内部の腐食がなかったので、クラック部分のロウ付け補修で復活できた。

燃料計は依然として動かないフローターの不具合かな?

取り付け部のOリングを新品に交換して取り付け完了。ところが燃料計が動かない……。フロートを手で動かしてみたが、ダメみたいだ。

問題箇所を探ろうとダッシュボードを叩いてみた

ダッシュボードを手で叩いていると、ゲージがピクッと動く場所がある。配線図を参考に原因探求したいのだが、以前にハーネスを交換した影響か、配線図とまったくマッチしない……。

原因はボルテージスタビライザー!接点を磨いたら問題が解決!

不具合箇所はボルテージスタビライザーと特定できた。このクルマはバイメタルを利用したボルテージスタビライザーが装着される構造で、どうやら内部が腐食し作動不良になっていたようだ。接点を清掃すると、ゲージは正常に作動してくれた。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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