故障・修理
更新日:2024.02.23 / 掲載日:2024.02.23
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.43】
見た目こそどうにか格好がついてきた我がフェアレディちゃんですが、見えない部分、クルマの内部は問題が山積の状態で、特に室内の配線の劣化ぶりは想像以上。まだまだ手がかかりそうなのです……。このあと、ハリー氏は、どこまでミントコンディションに近づけることができるのだろうか?
●文&写真:ハリー山崎
紆余曲折だらけではありますが、これまでになんとか試走までは漕ぎつけております。普通に考えれば最終コーナーの立ち上がり、仕上げの段階と言ってもいいでしょう。なのに、どうしてか心配でたまらない……。不安で胸がいっぱいなのです。。
ライトは日本仕様に変更予定!懐かしい丸形に胸キュンです
右側通行用の北米仕様のままのヘッドライトは、日本の保安基準にマッチしたライトに交換するつもり。こんな丸目ライトを見ると、昔、バイト代をつぎ込んで買ったシビエのライトを思い出しちゃいます。
懸念箇所を発見したけれど上手に修理できました
光軸調整用の穴が錆だらけで調整不能。そこで写真のようにナットリベッターで代用することにする。パテ部分に亀裂があるので拡大しないように作業を進めた。
手探りリペアの連続。不安との戦いの始まり
左側ライトの配線はハーネスの劣化が激しく、絶縁テープが剥がれてショート寸前だった。そこで防水型圧着スリーブでリカバリーを行う。ここは過去に行われた修理法が不明なので心配だ……。
スイッチか? 接触不良か? 点灯不良の原因が分からない
指で示す赤いランプはハイビーム用だが、スイッチなのか、リレー接点の接触不良なのか、作動が安定しない。ライトソケットの接触部分を磨いてみることに。