新車試乗レポート
更新日:2018.11.07 / 掲載日:2018.02.27
SUVザ入門 人気を集める理由を徹底分析
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MITSUBISHI エクリプスクロス
三菱ファン待望の最新鋭SUVは3月にデビュー決定
その存在が明らかになって久しいエクリプス クロスだが、いよいよ3月に正式発売される。スタイリッシュなエクステリアや数々の先進装備&本格メカニズムの採用もあって注目度は極めて高い。勢力図が一気に塗り替えられるかも? -
HONDA ヴェゼル
コンパクトSUVの人気車がビッグマイナーチェンジを実施
改良の噂が流れていたヴェゼルだが、ついにビッグマイナーチェンジが実施された。その目玉は先進安全装備「ホンダセンシング」の大幅強化。クラストップの性能を手に入れたことで、2018年もライバル勢と真っ向勝負する。 -
HONDA CR-V
伝統のクロスオーバーSUVがハイブリッドとして復活
5代目から海外専用モデルとなっていたCR-Vだが、年内に「SPORT HYBRIDi-MMD」を搭載するハイブリッドSUVとして復活を遂げる。ヴェゼルの上を求める声は大きかっただけに、正式デビューが待ち遠しい。
SUVが人気を集める理由を徹底分析
理由その1 スタイリング
洗練された内外装
1ランク上の気分が楽しめる
クーペ風味が強いスペシャリティ系や、遊び心溢れる個性派系、いかにも無骨なオフローダー系まで選び放題。他ジャンルとは比較にならないほど、豊富な選択肢があることは大きい。またクロスオーバーSUVはベース車よりも1ランク上の設定というモデルも多い。価格アップ分以上の満足感が得られることも、人気に拍車をかけている理由だ。
洗練されたスタイリングで大ヒットを飛ばしたC-HR。リヤエンドにかけてのボディラインはいかにもクーペ風。SUVの懐の深さを実感することができる一台だ。
デビューしたばかりのクロスビー。愛嬌のあるフェイスは好みが分かれそうだが、これが良い!という熱烈ユーザーも多い。SUVはこんな個性派にも居場所がある。
理由その2 走りの質感徹底的に煮詰めたパッケージ
オンロードが得意な走り自慢が揃う
ハードなクロカン系をルーツに持つSUVゆえに、オフロード専門と思われることもあるが、実際はオンロード性能を重視した設計を持つモデルが大半。特に乗用車由来のクロスオーバーS U Vはその傾向が強い。パワートレーンや足回りの開発にも力が注がれており、走りの質感はベース車以上、という走り自慢のSUVも珍しくない。
マツダが展開するCXシリーズは、高性能ディゼールターボ+煮詰めた足回りセッティングで、オンロードで真価を発揮するクロスオーバーSUVが揃う。中でもCX-8は高い評価を得ている。
理由その3 使い勝手の良さ
運転しやすいアイポイント
ユーティリティも十分な性能を持つ
スタイリングに目を奪われがちなSUVだが、実は日常生活で便利に使える利便性の良さも強みだ。例えば乗用車系よりもアイポイントが高くなるため、視認性も抜群に良く、運転がしやすい。さらにキャビンや荷室の使い勝手も十分考慮されており、日常生活で便利に使える。実用車としても、一定以上の実力を持つモデルが多いのだ。
必然的にアイポイントが高くなるため、周囲の状況を把握しやすくなる。さらに遠くまでの見晴らしもよくなるため、高速道路などでも前方車が見やすく、運転は明らかに楽だ。
セダンやステーションワゴンと比べると、後席設計に配慮したモデルも多い。最近は後席にも左右独立スライド機構が備わるモデルが増えてきており、居住性は格段に向上している。
提供元:月刊自家用車