スクープ
更新日:2022.04.21 / 掲載日:2022.04.20

人気のコンパクトミニバン・トヨタシエンタ。22年夏にフルモデルチェンジ!!

新型シエンタ予想CG

  トヨタのコンパクトミニバン、シエンタ。2003年に初代モデルがデビューし、その後一時生産終了するなどの動きはあったが、2011年に生産再開。2015年には他社のコンパクトミニバンには無い斬新なスタイリングで2代目へとフルモデルチェンジ。そして2022年夏、3代目へとフルモデルチェンジするという情報をキャッチした。新型3代目シエンタは、ヤリスやアクアと同じTNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Bプラットフォームを使用する。3列シートミニバンであるため、このシャシーを延長し居住性を確保する。エクステリアデザインは、現行型の丸型スポーティから初代へ原点回帰したような箱型スタイルに大胆チェンジする模様。かなり道具感を出した質実剛健なエクステリアとなる。

  パワートレーンは、これもヤリスやアクアと共通の1.5L直3エンジン(M15A-FXE)とTHS2を組み合わせたハイブリッドシステムと1.5Lガソリンエンジン(M15A-FXS)の2タイプを採用。また、ハイブリッドシステムに組み合わされるバッテリーは、アクアから採用されたバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載される可能性が高い。この電池は従来のニッケル水素電池よりもコンパクトで高出力なもの。

ハイブリッド車の燃費性能も現行型の1.5L直4ハイブリッド車のWLTC燃費22.8km/Lに対し、29㎞/L程度まで伸びる可能性がある。加えて、現行型シエンタにはラインナップされていないハイブリッド車への電気式4WD(E-Four)の搭載の可能性がかなり高い。

安全装備面では、トヨタセーフティセンスも進化し、新型ノア/ヴォクシーに搭載されたものに準じる模様だ。事故の割合が高い、交差点での支援拡大や歩行者が飛び出してくる可能性などリスクの先読みでステアリングやブレーキ操作を行うシステムが新搭載されるはずだ。

真っ向ライバルのホンダのコンパクトミニバン・フリードのフルモデルチェンジは2023年が予想されている。シエンタは1年前倒しでフルモデルチェンジを行い、安全装備の充実やハイブリッド車への4WD設定などで差を付けて引き離す。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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