スクープ
更新日:2021.12.22 / 掲載日:2021.09.28
新型ホンダCR-Vは2022年後半に登場。電動車拡大と同時に3列7人乗りもラインナップ!?

ホンダを代表するミドルSUVのCR-V。初代モデルは1995年にデビュー。乗用車をベースにしたSUVの先駆けとして発売され、その手頃さから瞬く間に人気の1台となった。その後、全世界でホンダブランドを牽引するSUVへと成長した。現在販売されている現行型で5代目となり、日本では2018年から発売されている。というのも、4代目はモデル途中でコンパクトSUVのヴェゼルに吸収される形で日本市場から消滅。海外向けはマイナーチェンジが行われ、5代目は2016年から販売開始。日本市場へは前述の通り2018年から発売と約2年遅れのデビューとなった。
その5代目CR-Vも2016年世界デビューから5年が経過し、次期型が2022年後半にデビューするという噂が聞こえてきた。次期型のキモは、1クラス上のSUVへ進化すること。サイズ的には現在の2列5人乗りから3列7人乗りのサイズまで大型化される可能性が出てきた。他社で言えばマツダCX-5とCX-8の関係性に近い。スクープCGの通り、全長はロングボディを採用する模様。ただし、このCGのモデルはあくまで7人乗り仕様で、5人乗りは従来通りCR-V。7人乗りはCR-Vとは別のネーミングが採用される可能性もある。スタイリングは2代目ヴェゼルと似たホンダ新世代のスクエアなフロントマスクとボディラインを採用。見え方によってはまさにヴェゼルの兄貴分といったイメージになるはずだ。/






パワートレーンは現行型が2モーターハイブリッドの「i-MMD」を搭載。その後、「e:HEV」に呼称が統一されているが、このシステムはアコードやオデッセイ、フィット、ヴェゼルにも搭載される、日常走行のほとんどをモーター中心で走行するハイブリッドシステム。1.5LVTECターボエンジンもラインナップされているが、新型CR-Vではラインナップされない見込み。「e:HEV」についても、前述した現行車に搭載されているタイプより進化したバージョンとなる模様だ。この新「e:HEV」は2022年前半デビュー予定のシビック「e:HEV」から採用される。

加えて「e:HEV」をベースに大容量バッテリーと給電機能を搭載しEV走行距離を伸ばしたPHEVがラインナップされる可能性が高い。このパワートレーンは2020年9月の北京モーターショーで「CR-V PHEV」として世界初公開され、CR-V「SPORT HYBRID e +」として2021年初頭から発売を開始。2021年4月に開催された上海モーターショーにおいて中国市場専用車の「BREEZE(ブリーズ) PHEV」として発表され、こちらは2021年の後半に発売が予定されている。「SPORT HYBRID e +」はEV走行距離80㎞というのが特徴だ。

SUVであるCR-Vも全ラインナップ電動化の波には逆らえない。純ガソリン車をラインナップから外し、「e:HEV」という2モーターハイブリッドを中心に据えて新型CR-Vはデビューするのだ。

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。