スクープ
更新日:2021.06.03 / 掲載日:2021.05.20

スクープ!  トヨタ新型アクア 2021年7月にフルモデルチェンジ! すでに仮予約受付中

新型アクア予想スクープCG

2011年12月にプリウスの弟分として登場したトヨタ・アクアが最新メカと装備を武器に待望の2代目へとフルモデルチェンジを行う。現行型はコンパクト初のハイブリット専用車ということもあってデビュー直後から好調なセールスを記録。モデル末期となった今でも月平均あたり3000から4000台の販売実績を記録し続けているトヨタのロングセラー&ロングライフモデルとなった。昨年ヤリスが登場した際には、トヨタが進めるモデル再編の動きや、このクラスにハイブリッド車は2つもいらないという理由もあって、モデルの存続が危惧されていたが、この夏、7月にもフルモデルチェンジが実施されるという情報をキャッチした。

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さらに新型アクアの事前商談はすでにディーラーレベルでは始まっている模様。仮予約を受け付けているディーラーもあるようで、価格に関しては不明だが、最新のトヨタセーフティセンスやディスプレイオーディオの搭載もあって、相応の価格アップは避けられないだろう。とはいえ、飛躍的な進化を遂げることを考えればコストパフォーマンスとしては悪くないことが予想できる。既存のアクアユーザーが待望している新型だけに、現行アクアと同様に末長く活躍するモデルになりそうだ。

  • 現行型アクア

  • 現行型アクア

新型アクアは、約10年ぶりのフルモデルチェンジになるだけに、パワートレーンやシャシー、装備&機能は全面刷新。ダイナミックフォースエンジンと組み合わされる1.5Lハイブリッドや、強力な運転支援機能を備えるフル機能版のトヨタセーフティセンスなど、先行するヤリスで高い評価を得ている最新メカニズムと機能が新型アクアにも採用される模様だ。ヤリスとの大きな違いは、キャビン後端のスペースを十分に確保したボディ設計である。プラットフォーム/シャシーはヤリスと同じTNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Bを採用するが、新型アクアは若干ホイールベースを延長することで、後席を中心にキャビン空間の拡大が図られる。リヤルーフを低めに絞り込むヤリスに対して、新型アクアはルーフの絞り込みは控えめにしてある程度の高さを確保する。荷室に関しても、スペースに制約があるコンパクトモデルゆえに極端な差は出ないが、広さやアレンジ面はヤリス以上の機能になることは間違いない。棲み分けとしては、スポーティ&パーソナルなヤリスに対して、ファミリー用途もこなせる実用的なアクアと考えると分かりやすい。ちなみに現行アクアの後席と荷室は、お世辞にも広いとはいえないレベルなのが残念な点。実用車としては少し物足りなく思ってしまうが、新型はそんな不満を感じていた多くのオーナーを救済する役割も期待できるだろう。

現行型アクア

  • ヤリス

  • ヤリスが採用するGA-Bプラットフォーム

またもう一つ、内装質感の向上も見所。最近はコンパクトモデルにもある程度の質感が求められるが、現行アクアは設計年次が古いこともあって、ライバル勢と比べるとパネル意匠やシートの造り、装備設定などで見劣りしていた。過去数回実施した改良である程度の手直しは加えられていたが、最後まで根本的な改善は図られず、モデル選びの際の大きな泣き所になっていた。新型は、内装レイアウトや意匠の見直しなどで長年のウィークポイントの解消を図ることに加えて、機能や装備を強化した上級グレードを積極的に展開。現行アクアのポジションよりも1クラス上のプレミアムコンパクト路線を目指す公算が高い。内装意匠の詳細はまだ不明だが、ヤリスと同等、それ以上の工夫が凝らされるはず。装備に関しても最近のトヨタ車に採用が進むディスプレイオーディオを筆頭にクラストップレベルの性能を持つアイテムを標準装備することで、現行アクアの水準から飛躍的にジャンプアップを果たすだろう。さらには、ヤリスにはまだ採用されていない音声認識技術の搭載も噂されている。これはカーナビゲーションシステムやオーディオのみならず、車内の各種装備の操作にも範囲を広げ採用されるという。

ヤリス採用の1.5Lハイブリッドシステム

走行性能や燃費性能については、ヤリスよりもボディが拡大され、同じ1.5Lハイブリッドを搭載していても、加速フィールや余力感は異なることが予想される。また、燃費に関しては優れた性能を持ち、新型アクアの余計な装備を廃した燃費スペシャルグレードでは、ヤリスのハイブリッド車を超える37.0km/L(WLTCモード)を達成する可能性が高い。ハンドリングに関しても、ヤリスの正常進化としてさらに「良い走り」を追求してくるに違いない。メカニズムでのもう一つ注目したいポイントは、現行アクアには設定されていないハイブリッド4WDの新設定だ。これはヤリスと同じ、リヤにモーターを追加した電気式4WDの「E-Four」となる。

グレード構成は、デビュー当初標準モデルのみとなるが、発売から1年後を目処に本格スポーツの「GR」仕様や、SUVルックの「Crossover」が追加される模様だ。冒頭で紹介した通り、ディーラーでは事前商談が開始されている。昨今の自動車半導体部品供給の不安定化で、納車時期も流動的になる可能性が高く、正式デビューの7月頃に商談を開始しても、納車は1年後という可能性もある。新型アクアを狙っているなら、急いで仮予約を入れた方がいい。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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