スクープ
更新日:2023.06.12 / 掲載日:2023.04.25
これがRVR、シンの後継車。三菱新型コンパクトSUVが2024年前半にデビューへ!

三菱自動車工業(株)が、2022年10月に発表したコンパクトSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT(三菱エックスエフシーコンセプト)」が市販化され、日本でも販売する可能性が高いという情報をキャッチした。
「MITSUBISHI XFC CONCEPT」は2022年10月26日から開催されたベトナムモーターショーで展示されたコンパクトSUVのコンパクトカー。三菱自動車のデザインフィロソフィー「Robust & Ingenious」をベースに、コンパクトながら堂々とした佇まいをもったエクステリアデザインを採用している。
三菱のコンパクトSUVというと日本国内では「RVR」がラインアップされているが、現行型は2010年に販売を開始し、すでにデビューから13年を経過している。欧州向けは「ASX」を名乗るが、すでにルノー「キャプチャー」のOEM車として新型がデビューしており、日本向けはどうなるのか? という状況だった。
今回キャッチした新型コンパクトSUVの情報は、「MITSUBISHI XFC CONCEPT」をベースにしていることが判明。搭載されるパワートレーンは、ハイブリッドやPHEVではなく、純ガソリンエンジンを搭載する模様だ。
この新型コンパクトSUVは、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場向けに開発されており、コンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT」の発表時に2023年度にベトナムを含む「ASEAN」各国で順次販売を開始すると明言されていた。
走行性能についてもコンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT」は、荒れた路面や冠水路でも安心な4つのドライブモード「NORMAL(ノーマル)、WET(ウェット)、GRAVEL(グラベル)、MUD(マッド)」を採用するとしていた。これはおそらく専用チューンの「AWC(オールホイールコントロール)」と呼ばれる三菱自慢の電子制御4WDを搭載する可能性が高い。
日本向け仕様は2024年デビューが予想されるが、日本国内で生産されず、生産終了したコンパクトカー「ミラージュ」と同じくタイ王国の工場で生産され、日本へ輸入するという形になるはずだ。