スクープ
更新日:2022.07.06 / 掲載日:2022.06.21

遂に7月デビューの新型クラウン。FFベースながら最新のパワートレーン搭載もFRも残る!?

新型クラウン予想CG

すでに本サイトでも次期新型クラウンのスクープ情報をお伝えしているが、詳細なデビュー時期や驚きの追加情報が入ってきたのでお届けしよう。まずはデビュー時期だが、もう間もなくの2022年7月上旬となる。ディーラーには詳細な情報が入りつつあり、一部のクラウンオーナー向けに事前商談が始まっている模様だ。

新型クラウンが従来のFRプラットフォームからFFプラットフォームに変更されるという情報は、以前お伝えした通りだが、どうやらFRプラットフォームの現行型も継続販売という情報が入ってきた。FFプラットフォームの新型クラウンは、派生モデルという位置づけになるというのだ。

レクサス新型RXプラットフォーム

FFプラットフォームの新型クラウンは「クラウン○○○○」というようなサブネーム付きのネーミングとなり、まずは4ドアクーペ版がデビュー。既報の通り今後ステーションワゴンやセダンボディ、ハイリフト型のSUVが追加されていくというシナリオだ。このシリーズは日本市場のみならず、世界展開を狙っているという。

一方、従来型オーナーの強い支持もありFRプラットフォームのクラウンは現行型を継続販売し、今後2年以内に現行型をベースにフルモデルチェンジを行うという情報も入ってきている。5月の時点で生産終了オーダーストップしても現行型クラウンを展示しているというディーラーがあるという情報あり、さらにクラウンの公式ホームページも納期については「販売店にお問い合わせ下さい」と書いてあるだけで販売終了のアナウンスはされていない。こうした動きは、ユーザーの声をくまなく拾う昨今のトヨタらしい動きとも言える。

そして完全のFFプラットフォームの新型クラウンの中身だが、これは先日発表されたSUVであるレクサス新型RXに搭載される新技術の多くを共有しているという。ベーシックグレードには、ハリアーやカムリに搭載されている2.5L直4ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたトヨタハイブリッドシステムを搭載。リヤにモーターを搭載した電気式4WDのE-Four搭載車もラインナップされる。

レクサス新型RX2.4Lターボハイブリッドシステム

また、最上級グレードには2.4L直4ガソリンターボにリヤに高出力モーターeAxleを搭載した新開発のハイブリッドシステムを搭載。これも新型RXに採用されているが、新しい四輪駆動力システムの「DIRECT4」も搭載される模様だ。さらに取り回し性と高速での安心感を高める大舵角DRSも採用されるだろう。

レクサス新型RX2.5Lハイブリッドシステム

2つのプラットフォーム併売という情報が入ってきた新型クラウン。FFプラットフォームへの移行は将来の電気自動車プラットフォームへの布石という情報もあるが、完全移行できるかすべては新型の売れ行き次第といったところだろう。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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