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更新日:2021.10.21 / 掲載日:2021.10.21
「ベントレーコンチネンタルGTスピード」納車開始 新ムービー公開

ベントレーは現地時間の10月20日、「新型コンチネンタル GTスピード」の顧客への納入開始に伴い、GTスピードの新しいムービーを公開した。「コンチネンタルドリフト」と名付けられたこの動画は、イタリアのシチリア島にある閉鎖された空軍基地で撮影されたもので、ドラマチックな場所でGTスピードの正確なドリフトとパフォーマンスの幅広さを映し出している。
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「新型コンチネンタル GTスピード」ドリフトをシチリア島の旧NATO空軍基地で撮影

このムービーは、NATOのコミソ空軍基地として知られていた廃墟をジムカーナスタイルのトラックに改造し、1日かけて撮影された。1936年に建設された基地は、1980年代に核弾頭を搭載した112基の地上発射巡航ミサイルの基地として再建され、南ヨーロッパ最大のNATO空軍基地だった場所。約30年前に閉鎖され、その後徐々に自然に戻ってきたコミソは、GTスピードの性能を実証するための舞台としてセッティングされた。
このムービーは、数々の賞を受賞している自動車用フィルムメーカーのデビッド・ヘイルが撮影し、ドローンパイロット、ビデオグラファー兼フォトグラファーのマーク・ファゲルソンがサポート。
「コンチネンタルドリフト」はGTスピードを紹介するとともに、この車の歴史についても触れている。映画の最初と最後に登場する1952年製のR-Type コンチネンタルは、ベントレーが所有するヘリテージコレクションの中の1台で、当時は世界最速の4シーターカーだった。そのデザインは、コンチネンタル GTのデザインにもインスピレーションを与え、前輪からのパワーライン、後輪にかかるハンチ、傾斜したルーフラインなど、同じDNAで表現されている。
ベントレーで最も先進的なシャシーほか各部の技術

新型コンチネンタル GTスピードクーペおよびコンバーチブルは、快適性や贅沢さに妥協を許さない、これまでに製造されたベントレーの中で最もダイナミックなロードゴーイングカー。4つのシャシー技術の組み合わせにより、コンチネンタル GTスピードは、敏捷性、パフォーマンス、乗り心地を新たなレベルにまで高めた。
新開発の電子制御式全輪操舵は、後輪に最大4°のステアリングロックをかけることで、各走行モードでのダイナミックな性質を高める。
最新世代のコンチネンタル GTスピードには、ベントレーとして初めて電子制御式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(eLSD)を採用。すべてのモードにおいてトラクションが向上し、高速走行時の車両の安定感が増した。
新しいカーボンセラミックブレーキは、直径440mmのフロントディスクと新しい10ピストンフロントキャリパーを組み合わせたもので、ベントレーに装着されたブレーキとしては最大であるだけでなく、自動車用ブレーキとして世界最大でありながら、鉄製のブレーキシステムよりも35kgも軽量化されている。この最新世代のカーボンセラミックディスクは、クラス最高のブレーキ性能を実現するために特別に開発されたもので、環境への影響を低減するために銅を含まないブレーキ摩擦材を使用している。
新しいエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムは、熟練したドライバーにさらなる自由を提供。ESCシステムを作動させると、凹凸のある路面や異常なキャンバー、悪天候の中でも安定性が得られる。
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