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更新日:2021.08.30 / 掲載日:2021.08.30

ランボルギーニ ウルスのスピード記録やウラカンの臓器輸送、宇宙実験など最新エピソード7選

ウルス バイカル湖にて

 オートモビリランボルギーニの歴史の中には、数々の記録や初の試みが存在した。ランボルギーニから今回ピックアップされた、 あなたが知らなかったかもしれない7つの記録をご紹介。

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1. ランボルギーニはデイトナ24時間レースのGTDクラスで3回連続優勝した唯一の自動車メーカー

ランボルギーニ デイトナ24時間レース

ランボルギーニ デイトナ24時間レース

 ランボルギーニの車は、GT3カーに特化した国際選手権で、長年にわたって成功を収めてきた。ランボルギーニは、2018年、2019年、2020年のデイトナ24時間レースに勝利した歴史があるが、このレースで3年連続で優勝した世界で唯一の自動車メーカーだ。さらにランボルギーニは、伝説的な “フロリダ36時間レース “を構成するレースであるデイトナ24時間レースとセブリング12時間レースにおいて、2018年と2019年の2年連続で優勝した唯一の自動車メーカーでもある。

2. ゛スピードの日 ”にロシアのバイカル湖の氷上でウルスのスピード記録を達成

ウルス バイカル湖にて2

ウルス バイカル湖にて

 2021年3月、ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」は、最高速度298km/h、スタンディングスタートからの平均速度114km/hで1000mを超え、FIA(国際自動車連盟)公認のRAF(ロシア自動車連盟)公認の記録である “スピードの日 “期間中のロシア・バイカル湖の氷上でのスピード記録を達成した。18の記録を持つアンドレイ・レオンティエフ氏が運転するランボルギーニ ウルスは、氷と強い突風のためにトラクションが低下したにもかかわらず、並外れたパフォーマンスと卓越したハンドリングを発揮した。

【関連記事】ランボルギーニ 「ウルス」がロシアの氷上レースで高速記録をマーク

3. 最大23インチのホイールを備えた初のSUV、ウルス

  • ウルス23インチホイール

    ウルス23インチホイール

  • ウルス23インチホイール 2

 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」は、デビュー以来、高級車市場に新たなセグメントを創出し、パワー、パフォーマンス、ドライビングダイナミクス、デザイン、ラグジュアリー、日常の使い勝手などの面でベンチマークとなってきた。21インチから23インチまで用意されたホイールは、同じセグメントの他の車両がこれまで提供していなかった最大サイズとなっている。

4. 自動車による臓器輸送の記録。わずか2時間強で489kmを走行-平均時速233km!

ランボルギーニウラカン- イタリア警察

ランボルギーニウラカン- イタリア警察

 2020年12月、イタリア警察のウラカンは、移植用の腎臓の緊急輸送に使用された。このケースでは、パドヴァからローマのジェメリ大学病院まで、腎臓を輸送。489キロの道のりを、平均時速233キロのスピードで、わずか2時間強で走り抜けた。通常の走行条件であれば、この距離を走りきるのに約5時間かかることを考えると、信じられないような結果だ。
 このウラカンは、2017年よりイタリア高速道路パトロール隊の一員として、パトロール、救助、医療搬送サービスを行うために使用されている。車体はオフィシャルカラー(Medium Blue Police)で塗装され、パーツはホワイト、レタリングはスーパースポーツカーのダイナミックなデザインに合わせられており、カラーリングは車両の両サイドに配されたトリコロールカラーのバンドによって完成されている。この車の主な任務は医療支援で、そのためにフロントのラゲッジコンパートメントには、移植用の臓器を緊急輸送するための特別な冷蔵装置が搭載されている。また、人の緊急救助のために、除細動器も備わっているという。

5.アウトモービリ・ランボルギーニは、Amazon Alexaを統合した包括的な制御システムを導入した最初の自動車メーカー

  • ランボルギーニとアレクサ

    ランボルギーニとアレクサ

  • ランボルギーニウラカン EVO

    ランボルギーニウラカン EVO

 2021年初頭、アウトモービリ・ランボルギーニは、Amazon Alexaを統合して車内での包括的な制御を行う最初の自動車メーカーとなった。Amazon Alexaの統合は、”スマートフォン・インターフェースとコネクテッド・サービス”オプションを装備したウラカン MY21モデルで、Apple CarPlay、Android AutoおよびWeb Radioに加わる。ウラカン EVOでは、ドライバーは「Alexa」の音声コマンドだけで、クライメートコントロール、アンビエントライト、シートヒーターなどの機能を調整したり、ナビゲーション、電話、エンターテイメントをコントロールすることができるの。Alexaは、4輪駆動のウラカン EVOに搭載されているLDVI(Lamborghini Integrated Vehicle Dynamics)システムにも統合されている。簡単な音声コマンドで、トルクベクタリング、ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)、トラクション・コントロールなど、LISスクリーンを介して車のドライビング・ダイナミクスに関するリアルタイムのフィードバックにアクセスできる。また、Alexa機能により、他のAlexa対応機器との接続も可能になっている。

6. ランボルギーニ、2015年からDNVの認証を受けた初のCO2ニュートラルな自動車会社に

ランボルギーニのCo2ニュートラル - ランボルギーニのソーラーパネル

ランボルギーニのCo2ニュートラル – ランボルギーニのソーラーパネル

 ランボルギーニは、正確な環境サステナビリティ戦略を追求している。これは「ディレツィオーネ・コル・タウリ」と呼ばれるプログラムで、会社のサステナビリティへのアプローチをホリスティックに表現したビジョンに触発されたもの。これは、製品だけでなく、本社の敷地、生産ライン、オフィスをも包含する包括的なアプローチだ。総面積160,000平方メートルの敷地は、2015年からCO2ニュートラルの認証を受けており、近年の生産拠点の倍増にもかかわらず、この成果は維持されている。

7. ランボルギーニ、世界で初めて宇宙空間で炭素繊維材料の研究を開始

ノースロップ・グラマン社製アンタレスロケットの打ち上げ

ノースロップ・グラマン社製アンタレスロケットの打ち上げ

 アウトモービリ・ランボルギーニは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載された炭素繊維材料の研究を世界で初めて実施した自動車メーカー。2019年11月2日、バージニア州のワロップス飛行施設からノースロップ・グラマン社のアンタレスロケットの打ち上げが行われ、アウトモービリ・ランボルギーニ社が製造した一連の複合材料サンプルをISSに持ち込むことがミッションとなった。この打ち上げは、ISSの米国国立研究所が主催し、ヒューストン・メソジスト研究所が監督するテストキャンペーンの一環。今回の試験は、ランボルギーニ社が製造した5種類の複合材料が、宇宙環境で発生する極度のストレスに対してどのような反応を示すかを分析することを目的としており、将来的に自動車や医療分野での応用を視野に入れているという。

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