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更新日:2021.03.29 / 掲載日:2021.03.29
ランボルギーニ 「ウルス」がロシアの氷上レースで高速記録をマーク
ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニは3月23日、ロシア・バイカル湖で開催された氷上レース「Days of Speed」に初参戦し、最高速度298km/h、平均速度114km/hで1000mの記録を達成したと発表した。同レースはLAV-racing社の主催で年1回開催される、FIAおよびRAF(ロシアの自動車連盟)のレギュレーションを遵守した公式のスポーツイベント。氷上で記録的なスピードを出すことを目的としており、今年は現地時間の3月10日~13日にかけて開催された。
過酷な条件ながら卓越したパフォーマンスを発揮
Days of Speedの様子
初参戦となった今回、ステアリングを握ったのは、過去に18回の記録を持つAndrey Leontyev氏。本番前の練習走行では302km/hをマークしていた。
この日の舞台となった世界最深の湖・バイカル湖は、氷がかなり温められた状態で滑りやすく、強い突風が吹くという困難なコンディションだったという。
しかしながらAndrey氏の駆るウルスは卓越したパフォーマンスと並外れた操縦性を発揮、スタンディング・スタートからの平均速度114km/hで1000m、最高速度は298km/hという記録を打ち立てた。
この結果について、ランボルギーニ東欧・CISの責任者であるコンスタンチン・シチェフ氏は「今回の挑戦により、ウルスが加速や最高速度、ハンドリングなど、ランボルギーニに期待される固有のパフォーマンスを発揮し、高速道路、オフロード、氷上など、あらゆる道を切り開くことができることが改めて証明されました。公式結果が発表されるのを楽しみにしています」と胸を張った。FIAとRAFによる公式記録は4月に発表予定。
クラス最高レベルの加速性能を持つスーパーSUV・ウルス
ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニ・ウルスは4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。最高出力650ps/6,000rpm(最高6,800rpm)、最大トルク850Nm/2,250rpmを発揮する。0-100km/h加速3.6秒というクラス最高レベルの加速性能を持つスーパーSUVである。