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更新日:2021.08.27 / 掲載日:2021.08.27
マクラーレンの新モデル3台が英国で公開 アルトゥーラ、エルバ、765LT スパイダー
マクラーレン・オートモーティブは、9月2日から5日にかけて開催されるサロン・プリヴェで大規模な展示を行うと発表した。新型ハイパフォーマンス・ハイブリッドのマクラーレン アルトゥーラ、オープントップ・スピードスターであるエルバのウィンドスクリーン・バージョン、765LT スパイダーおよびマクラーレン GTが展示される。
イギリス屈指のコンクール・デレガンス「サロン・プリヴェ」
サロン・プリヴェの舞台となるのはブレナム宮殿を取り巻く美しい庭園で、英国郊外のオックスフォードシャーに位置する。2006年の創設以来、イギリスでも特に華やかなコンクール・デレガンスの一つとして知られており、秋を代表する社交イベントへはドレスアップしたゲストが集う。
マクラーレン アルトゥーラ

マクラーレンアルトゥーラ
マクラーレンのブースに展示される最新モデルとしては、まずハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカーのアルトゥーラが登場する。ブリティッシュ・モーターショーに登場したばかりのエンバー・オレンジの一台だ。アルトゥーラは、マクラーレンが蓄積したロードカーとレーシングカーの知識と経験をすべて結集したモデル。イギリス国内で開発・製造された全く新しいマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)を採用し、そこにバンク角120°のツインターボ3.0リッターV6エンジンと、これをアシストする出力95PSのアキシャルフラックス型Eモーターを搭載している。
DIN重量はクラス最軽量の1,498kgで、総出力は680PS、最大トルクは720Nmに上るため、アルトゥーラは0-200km/h(124mph)加速8.3秒、最高速度330km/h(205mph)という驚異的なパフォーマンスを発揮。また、電力のみのモードの航続距離は最高30km*と、日常的な使用に適した設計となっている。(*アルトゥーラのeモード航続距離は検証中)
マクラーレン エルバ

ウィンドスクリーン付きエルバスピードスター
アルトゥーラとスポットライトをともにするのが、オプションのウィンドスクリーンを装備したエルバだ。アルティメットシリーズのスピードスターであるエルバは、ハンドルを握る喜びを徹底的に突きつめたモデル。そのエッセンスはこのバージョンでも変わらず、インテリアと外部との境界は幾分はっきりするものの、細いウィンドスクリーンはエルバの見事な造形美と完璧に調和する。展示されるのは鮮やかなサテン・ブルーの一台で、特に希少なモデルだけに、来場者にとっては必見の展示となるだろう。
マクラーレン 765LT スパイダー

マクラーレン765LTスパイダー
そして、今回初登場となるのがアンビット・ブルーの765LT スパイダー。既に完売した昨年発表の765LTクーペに続き、今夏初めに発表されたばかりの最新ロングテールだ。わずか11秒で開閉する電動の一体型リトラクタブル・ハード・トップが加わったにもかかわらず、カーボン・ファイバー製シャシーによって、クーペの優れたダイナミクスをすべて継承している。その速さはマクラーレンの歴代スパイダー最速だという。765LTの4本出しエグゾーストが奏でるサウンドがキャビンを包み、強烈なドライビング・エクスペリエンスを体全体で味わうことができる。
マクラーレン GT

マクラーレンGT
パフォーマンスと極上のエレガンスの両方を重視する方のために生まれたのがマクラーレン GTだ。サロン・プリヴェではサーペンタインの一台が展示ラインナップに加わる。GTは、マクラーレンのドライビング・エクスペリエンスをいっそう幅広い顧客に届けるモデル。秀逸なデザイン、広々としたラゲッジスペース(マクラーレンとのコラボレーションで生まれたトゥミのトラベルバッグがぴったり収まる)、ラグジュアリーな雰囲気のインテリアに、マクラーレンならではのパフォーマンスと刺激的なダイナミクスが組み合わされている。