輸入車
更新日:2024.10.06 / 掲載日:2024.10.04
デザインも使い勝手も新しい! 改良新型ベルランゴが日本上陸【シトロエン】

文と写真●ユニット・コンパス
人気の輸入車ミニバンであるシトロエン・ベルランゴがマイナーチェンジを受け、魅力をアップさせて登場した。運転支援技術などが改良され、ブランドロゴバッジやデザインも新しくなっている。2列5人乗りモデルと3列7人乗りモデルを同時発売。価格は439万円から457万円。
シトロエンの屋台骨を支えるベルランゴがマイナーチェンジ

芝生の色も鮮やかな有明ガーデン パークで行われた発表会には、ステランティスジャパン株式会社 シトロエン プロダクトマネージャー ディミトリ・オック氏が登壇。シトロエンブランドの現状と新型ベルランゴについて説明が行われた。
「ベルランゴは、2020年の日本発売以来1万台以上の累計登録台数を記録して、シトロエンを代表するモデルになりました。ベルランゴの特徴的なポイントはエクステリアデザイン、そしてディーゼルエンジンです。これが大きな強みになっています。改良した新型の導入によって、ベルランゴ物語の第2章を開きたいと思っています」
新型では、新しくなったブランドロゴを採用、フロントマスクを刷新することでデザインをさらにブラッシュアップしている。

このスタイリングは、2022年のパリモーターショーで発表された「オリ コンセプト」の流れを組む新世代デザインで3つの要素を取り入れている。ひとつは新しいブランドロゴ、新しいLEDヘッドライト、そしてカラーアクセントだ。
今後シトロエンは、このベルランゴを皮切りにベルランゴで導入された新デザインを採用したC3やC3エアクロスを投入する予定だ。

デジタル化を進めたインテリア

インテリアもデジタル化を大幅に進めている。
メーターパネルはアナルグ式だったものをデジタルパネルに進化。これにより、表示する内容も大幅に豊かになったという。ステアリングホイールは新しい2本スポークタイプで、手元に操作系を集約することでより操作しやすくなった。ステアリングヒーターも内蔵している。
インフォテインメントシステムもアップデートされている。モニターは8インチから10インチに大型化。システム自身も刷新してレスポンスなどが向上。OTA(オーバー・ジ・エア)でのソフトウェアアップデートに対応している。



装備を充実させた特別仕様車を発売
ドライバーをサポートする運転支援機能もレベルアップ。
アクティブクルーズコントロールはミリ波レーダーを追加することで性能を向上。停止後3秒以内であれば再発進するようになった。さらに、車線を維持する機能も強化され、車線のなかで右寄り左寄りをドライバーが任意で選択できるようになった・
新型導入を記念する特別仕様車「ベルランゴ MAX XTR ローンチエディション BlueHDi」を同時に発売。通常モデルよりも座り心地のいいアドバンスドコンフォートシート、17インチホイール、フロント/リアスキッドプレートや専用カラーダッシュボードを採用。ボディカラーはブルー キアマで、価格は457万2500円となっている。