【新車購入】読者の厳選レポート

TOYOTA　ヤリス
ハイブリッドＺ
トータル値引き　34.0万円
値引き率　11.6％

From千葉県

コロナ禍は短期決戦で勝負！
新店長は“あのとき”の店長!!

　妻から「最新の安全機構を備えたコンパクトなクルマで通勤したい！」と懇願される。そこで「ウルトラC級の値引きが勝ち取れたら買い替えることにしよう！」ということにした。
　早速、書店にて月刊自家用車を入手。すると「X氏の値引き大作戦」に妻が本命にあげているヤリスが登場しているではないか……値引きは27万円。ならば、我が目標は30万円超！
　トヨタA店へ。ヤリスの値引きは車両本体11万円、付属品10万円の合計21万円引き。
X「……う~ん……」
セ「では、値引きを24万3000円にします。これで決めてもらえませんか？」
Ｘ「広告にコーティングが無料とありますね。それを含めて値引きの合計が30万円を超えるなら土俵に上がりますよ」
セ「すでに大幅な値引きを出しているので、コーティングの特典は適用できないんです」
　結局、尻すぼみで終了。
　トヨタB店へ。セールスさんとは10年来の付き合いだ。
Ｘ「昨日、トヨタA店と商談したら話が一気に進展したんで、こりゃいかんと、あわてて朝一番に駆け付けました」（笑）
　A店の数字を伝えて、
X「これ以上の条件で勝負を決めて欲しいと思っています」
セ「わかりました！　では、これでどうでしょうか？」
　車両本体値引き17万円、付属品値引き10万7000円。
　月刊自家用車に掲載されていた27万円は超えたが、目標の30万円には届いていない。セールスさんは私が合点していないことを瞬時に見抜いて、
セ「実は3日前に店長が変わったんですが、新店長は以前もこの店で店長をしており、奇しくもXさんがプリウスを購入したとき決裁を下ろした人です。だからもう少しなんとかなると思います。お待ちください」
　そして提示してきた最終条件は車両本体とメーカーオプション（28万8200円）から17万円、付属品（39万7760円）から16万9530円の合計33万9530円引き！　これに図柄入り希望ナンバー（7400円相当）を無料サービス。さらにTSカードのキャッシュバック12万900円も獲得。なお、これまで乗ってきたC-HRは買い取り専門店に188万円（下取り額172万円）で売却。

値引き採点　5
「新規のトヨタA店を先行させて馴染みのB店にズバリと迫る」という戦術が見事に成功しています。車両本体値引きは17万円ですが、付属品から“カバーして余りある”値引き（約43％引き！）を獲得しています。下取り車の処分もたいへん上手でした。

HONDA　フリード
ハイブリッドG（6人）
トータル値引き　34.0万円
値引き率　9.9％

From兵庫県

展示車から破格値を奪取！
買い取り店からは“三桁”！

　これまで乗ってきたウェイクでは帰省の際、子や孫たちと同乗できません。そこで「コンパクトで6人乗り以上」を探していると、子供たちから「フリードはどう？」と紹介があったので、早速、近くのホンダへ。
　見積もりを出してもらうと、値引きはご挨拶程度の5万円。ただし「展示車両ならお安くできます」とのこと。帰り際にウェイクの下取り価格を訊ねると「概ね50万円」でした。
　50万円は安すぎると思って「買い取り一括査定」にかけてみると「80万円程度」とわかりました。どうやら下取りに出すより買い取り専門店に売却したほうが有利のようです。
　そこで、自宅近くの中古車センターA店に出向くと「買い取り額は85万円ですが、フリードをお考えなら、うちに未登録車があります。これを購入していただけるなら、もう少し頑張れます」とのこと。該当の未登録車はディーラーの新車価格より30万円安で手に入ることが確認できました。
　ホンダにて2度目の交渉。
Ｘ「未登録車が30万円ほど安く手に入りますよ」
セ「先日、お伝えした展示車両であれば30万円くらいは勉強できます。これ以上となると上司との相談になります」
　まだいけそうです。
　続いて買い取り専門のB店へ。ウェイクを見せると、
店「95万円でいかがですか」
Ｘ「三桁になりませんか？」
　すると電話で相談して、
店「99万円でどうですか？」
Ｘ「そこまできたら、三桁でいきましょう！」
　再び電話にて相談。数十分ほどやり取りして「三桁（100万円）なら、この場で決めてくれますか？」と言ってきたので、もちろん即決しました。
　その足でホンダへ。下取りがなくなったことを伝えて、さらに値引きの上乗せを迫る。
セ「Ｘさん、メンテナンスパック（約8万円）を付けていただけませんか？」
Ｘ「いう通りにするので、こちらのいうことも聞いてください。OKなら捺印しますよ」。
　最終的に車両本体から26万7542円引き、付属品（71万8350円）から7万2500円引きで契約しました。

値引き採点　4
獲得したフリードの値引き額は展示車両ということを考えても文句なしの特上クラスです。ただし、経営の違うホンダと商談して注文車の条件と比較してみたかったところです。買い取り専門店との交渉は見事でした。“三桁”はかなりの高取りです。