新車値引き情報
更新日:2020.07.27 / 掲載日:2020.07.27
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
その1 CX-30から30.0万円引き!

From大阪府
MAZDA CX-30
20Sプロアクティブツーリングセレクション
トータル値引き 30.0万円
値引き率 8.8%
“黒”マツダは早々に退散。“白”マツダは徹底抗戦!
3年前に購入したVWゴルフの車検切れが近づいたため買い替えを決意。コロナ自粛の中、感染に注意しながら交渉に挑みました。
レクサスUXは新規オープンの店舗に出向いたところ開店記念ということで値引き20万円。さらにVWゴルフを「通常80万円を110万円で下取ります」とのこと。レクサスとしては破格の条件だと思いましたが、それでも予算オーバー。結局、本命のCX-30が最終候補として残りました。
「値引きが渋い」との噂があるメーカー直営のマツダA店(“黒”の看板を掲げているお店)は案の定、15万円引きでストップ。
一方、経営資本の異なるB店とC店は「昔ながらのマツダ」のイメージが残っていて、CX-30同士の競合をあおると“値引きで勝負”に出てきてくれました。
最終的に車両本体値引き15万円、付属品(59万1529円)値引き15万円で契約。下取り車は買い取り専門店の最高額は120万円で「即、引き渡し」が条件でしたが、マツダは「納車(2か月待ち)まで乗車OK」で125万円の値を付けてくれました。
値引き採点 5
「経営の違うマツダが3店ある」という地の利を生かして競合を上手にあおっています。付属品を60万円近く付けていることを考えてもここまで取れれば大成功。下取り車の損得勘定も評価します。
その2 ステップワゴンから34.6万円引き!

From栃木県
HONDA ステップワゴン
e:HEVスパーダG EXホンダセンシング(7人)
トータル値引き 34.6万円
値引き率 9.5%
目標は車両本体10%引きでした。あと0.5……ちょっと残念です
狙いはステップワゴンスパーダ。ホンダA店へ。下取り車のステップワゴン(11年落ち)を購入した営業マンはいまや店長さんに昇格。担当となった若手が支払い総額339万円を提示してきました。
同僚の友人が営業をしているホンダB店へ。紹介だからと337万円になる。
6日後、印鑑持参でA店へ。B店の条件を伝えると店長さんが現れて「Xさん、335万円が限界です。今ここで決めてください!」と懇願。
その場でB店に電話するも「335は無理」と白旗。
最終的に延長保証をカットして支払い総額333万1300円で契約しました。
注文書には車両本体値引き34万6050円、下取り5万円と記入。なお、フロアマットなど付属品はすべて社外品で揃えるので、いっさい買っていません。
値引き採点 4
付属品はETCのセットアップ2750円のみ。ほぼ“スッピン”状態から約35万円なら文句なしの特上クラスです。値引き額が40万円もしくは値引き率10%を超えていたら、採点は5でした。
その3 フリードから26.0万円引き!

From千葉県
HONDA フリード
ハイブリッドGホンダセンシング(7人)
トータル値引き 26.0万円
値引き率 9.1%
開店のご祝儀&リピーター特典が……あると思いきや……ないんか~い!
ホンダA店の新店舗へ。6年前、下取り車のオデッセイを購入したときの担当さんと商談。ひそかに新規オープン記念のご祝儀を期待しつつ、フリードへの買い替えを申し出るが「値引きは15万円が精一杯」とのこと。下取りも70万円と思ったより低い。
こんなものなのかな……と思いつつ経営の違うホンダB店へ。ベテランの営業さんに「実は他店ですでに数字を出してもらった。当て馬になるか、本命馬になるか、あなた次第」と、いきなりジャブを入れる。すると、車両本体と付属品9万7845円から26万345円引き、下取り105万円を提示してきました。
再びA店へ。競合を伝えるも値引き20万円、下取り70万円でストップ。「これ以上値引きしたら上司に怒られます」とのことで交渉は決裂。B店に戻って契約しました。
値引き採点 4
ホンダB店の提示してきた下取り額105万円は破格です。この時点で「勝負あり!」という感じですが、ホンダA店の店長さんを引っ張り出して攻めれば、また違った展開になった可能性もあります。
その4 ヤリスから21.2万円引き!

From愛知県
TOYOTA ヤリス
ハイブリッドZ
トータル値引き 21.2万円
値引き率 6.8%
トヨタの激戦区・愛知だったら“ヤリスぎ”くらいがちょうどいい!?
狙いはヤリスのみ。本来なら「旧型のヴィッツを専売していたネッツ店をメインに交渉を展開する」のがセオリーですが、別のトヨタの販売店に旧知のセールスさんがいるため、この店と一本勝負!
開口一番「ヤリスは全系列で取り扱っていますが、他のトヨタとは商談しません」と誠意を前面に出しました。
すると、車両本体から5万円引き、付属品から11万4610円引きで、支払い総額は310万円になりました。
月末の日曜日、再度交渉。
X「予算は300万円です」
セ「車両本体値引きは規定で5万円しかできません。でも、付属品の割引で頑張ります」
最終的に車両本体とメーカーオプションから5万円引き、付属品49万2441円から16万2131円引き。これで支払い総額は300万円ジャストになりました。
値引き採点 3
発売直後のヤリスから合計20万円超なら合格ですが、トヨタの販売店がひしめく愛知県だけに競合をあおっていけばさらに上乗せが取れたと思います。値引き25万円/8%を超えれば特上クラスでした。
その5 カローラツーリングから46.6万円引き!

From山口県
TOYOTA カローラ ツーリング
ハイブリッドW×B
トータル値引き 46.6万円
値引き率 13.1%
エスティマの恨みはカロツーで晴らせ! 47万円/13%の“超”ウルトラC!
5年ほど前にトヨタA店でエスティマを購入したが、転勤による長距離通勤を機に燃費のいいクルマへ買い替えを決意。狙いはカロツー。まずはエスティマ購入時にA店と競ったトヨタB店の担当営業さんに連絡すると「いま年度末の決算セール中です。それにカローラは5月から全店全車販売になるので専売の今のうちに1台でも多く売ろうと値引き報奨金が出ています。今回はA店に負けません!」。
電話やLINEのやり取りでオプションを決め、店に出向いて交渉。結果、車両本体とメーカーオプション34万6500円/付属品41万6700円から46万6270円引き+ガソリン満タンに。新型コロナの影響で納期が延びていることもあって他店との競合はせず、その場で契約。なお、エスティマは高値で買い取り店に売却した。
値引き採点 5
カローラは年度末の決算商戦で大きく値引きを緩めてきました。それにしても値引き合計45万円オーバー、値引き率13%超という例は報告されていません。“超”がつくウルトラCクラスといえます。
その6 フォレスターから39.8万円引き!

From東京都
SUBARU フォレスター
アドバンス(4WD)
トータル値引き 39.8万円
値引き率 10.0%
担当が売り込みをかけてきたら、むちゃな要求で応えよう!
6年半前にフォレスターを購入。数年前からスバルの担当セールスさんが新型への買い替えをしきりに勧めてきたが「乗りつぶすつもりです」と言って取り合わなかった。
今回も6か月点検に出向いたら、新型の見積もりが用意されていた。総額約416万円。下取り額を差し引いた支払い総額は313万円。思ったより安い。気持ちが動く。
翌週、担当さんが電話で「年度末決算なので大幅な値引きをします!」と言ってきた。そこで「他車との競合とか、腹の探り合いとかはしません。こちらが納得いく条件が出たら決めます」と伝える。
1時間後、再度電話があり、支払い総額270万円で決着。注文書には車両本体値引き29万59円、付属品(63万9961円)から10万7487円引き、下取り額115万円となっていた。
値引き採点 4
約40万円引き/10%なら文句なしの特上クラスですが、なじみのセールスマンが点検や車検の際に売り込みをかけてきたらチャンスです。もう少しむちゃな要求をしてもバチは当たらなかったかも。
その7 スペーシアから17.0万円引き!

From熊本県
SUZUKI スペーシア
カスタムハイブリッドXS
トータル値引き 17.0万円
値引き率 8.5%
新人が上司に泣きついた!?
破格の高取りで大逆転!
N-BOXやスペーシア/フレアワゴン、eKスペースも検討したが、タントが車両本体値引き約17万円、付属品値引き6万6000円、下取り約18万円という好条件だったので“99%決まり”に。
ところが、eKスペースを扱う販売店の新人セールスさんが来訪。「Xさん、スペーシアならうちでも販売できます! 思い切った値引きを出します」と売り込んできた。
そこで、タントの条件を伝えると、いったん引き上げて、1時間後、上司を連れて再び訪ねてきた。「絶対損はさせません。ぜひ新人から買ってください!」といわれたので、翌日、ダイハツに行く前に寄ってみた。すると、車両本体から13万9817円引き、付属品24万5957円から3万円引き、下取り25万9560円を提示。これで大逆転! 契約しました。
値引き採点 4
5車をしっかり競合させて、「X氏の値引き大作戦」も顔負けの交渉を展開しています。スペーシアから獲得した値引き合計額は約17万円ですが、高取り分を含めると20万円を大きく超えています。
その8 ミライースから14.1万円引き!

From埼玉県
DAIHATSU ミライース
GリミテッドSA3
トータル値引き 14.1万円
値引き率 9.8%
グレードアップしてお値段据え置き! さすが体育会系、気っ風がいいね!
義理の父から受け継いだミラもすでに11年目、だいぶくたびれてきたので、買い替えを決意。eKワゴンも検討しましたが、ガードが固い。一方、ミライースの営業さんは体育会系で気前が良さそう。案の定、支払い総額140万円ちょうどと、最初からけっこう頑張ってくれました。
別の日、主人も一緒にダイハツへ。ナビをドラレコ連動にグレードアップ(4万2000円高)して「支払い総額をそのまま据え置きにしてください」と要求。すると「う~ん……142万円と言いたいところですが、今後のお付き合いもありますので、140万円でやりましょう!」
これで決定。最後にガソリン満タンサービスもOK。最終的な条件は車両本体値引き6万8739円、付属品(18万3986円)値引き7万1797円となっていました。
値引き採点 4
ノリのいいセールスマンを相手に一気に攻めたのが成功しています。ミライースから値引き14万円/約10%なら文句なしの特上クラスです。車庫証明/納車費用が計上されていないのも評価します。