新車値引き情報
更新日:2019.09.26 / 掲載日:2019.09.26

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 スバルXVから43.1万円引き!

From埼玉県
SUBARU スバルXV2.0i-L アイサイト(4WD)
トータル値引き 43.1万円
値引き率 13.6%

セールスマン曰く
「これ以上、やったら社割を超えます!」


 転勤を機に新車購入を検討。最有力候補はスバルXV。対抗馬は試乗をして好印象だったホンダ・ヴェゼル。トヨタのC-HRも値段しだいではありなので選択肢に加え、三つ巴の争いとなった。
 まずはスバルへ。XVの見積もりをお願いすると、車両本体と付属品からトータル15万円引きを提示。思ったより厳しい。ヴェゼルとC-HRとの競合を伝えて、店を後にする。
 数日後、トヨタへ。C-HRには大幅な値引きを期待したが、20万円程度の値引きでストップ。これでは買う気にならない。
 翌日、ホンダにてヴェゼルを商談。「今月は台数が足りない」ということで、いきなり30万円引き。気持ちが傾くが「今日中に連絡する」と伝えて態度を保留。
 その足でスバルに出向いて最終交渉。これまでの経緯を伝えて「納得のいく金額が出なかったらホンダに決める」と迫った結果、車両本体から25万2672円、付属品50万4572円から17万8201円の合計43万873円引きとなったので契約。

値引き採点 5
スバルのセールスマンはお客が「スバリスト」(※註)とみると強気な売り方をしてきます。このX氏はXVを最有力候補としながらも、ヴェゼルとC-HRを競合させて上手に攻略しています。

その2 ルーミーから26.5万円引き!

From愛知県
TOYOTA  ルーミー
G
トータル値引き 26.5万円
値引き率 12.9%

トヨタを買うなら軽より普通車!
「値引きで勝負」してくれます!


 スパシオ(14年落ち)を購入したトヨタA店の担当セールスさんが来訪。「次はタントやN-BOXなどの軽自動車を考えている」と言ったら「ぜひルーミーを!」と熱心に売り込んできた。
 じっくり考えた結果、ルーミーに決定。そこで、以前付き合いのあったトヨタB店とも商談。ルーミー同士の競合に持ち込む作戦を採った。
 結局、どちらも同レベルの条件を提示してきたが、今後の付き合いを考えてトヨタA店で契約する。
 注文書に記載された値引き条件は車両本体とメーカーオプション20万4120円/付属品17万4528円から26万5258円引き、当初、5万円だった下取り額は13万1040円までアップ。これとは別にドライブレコーダーなど付属品の無料サービス/割引が約6万円分付いた。

値引き採点 5
トヨタでも軽自動車を取り扱っていますが、「軽より普通車を売れ!」と指示されているため、顧客が「軽を考えている」と言うと、大幅な値引きで売り込んでくるケースが目立ちます。

その3 ヴェゼルから28.7万円引き!

From神奈川県
HONDA ヴェゼル
ハイブリッドZホンダセンシング
トータル値引き 28.7万円
値引き率 10.1%

値引きだけでは決めません。
営業さんとの相性も大事です


 狙いはヴェゼル。経営の異なるホンダ2店を競合させると、どちらも徹底抗戦の構え。シーソーゲームとなる。
 しかし、A店が26万2000円引きを提示したところで「これは本日限りの条件なので、いま決めていただけなければ今後、私からお電話することはありません」と言ってきた。この営業さん、クルマにあまり詳しくなく、相性も合わないため、ここで終了。
 そこで、勤務先近くのホンダC店に一発勝負を仕掛けるも「ヴェゼルから25万円を超える値引きなど見たことありません」と、にべもなし。
 B店で最終交渉。営業さんとはとても相性がいい。最終的に車両本体と付属品10万5276円から28万6896円引き。なお、2年落ちのノートe-POWERは買い取り専門店に176万円で売却(下取り額155万円)。

値引き採点 5
ナビなど「大物」の付属品を付けない状態で、ヴェゼルから28万円超が取れれば大成功です。値引き率が10%に届いている点に注目してください。また、下取り車も上手に処分しています。

その4 クロスビーから26.6万円引き!

From滋賀県
SUZUKI クロスビー
ハイブリッドMZ
トータル値引き 26.6万円
値引き率 10.1%

スズキのサブ店をあなどるな!
12年落ち/12万kmに20万円!


 12年落ち・12万kmのセレナを買い替えることに。いろいろ検討したが、理想にドンピシャだったのがクロスビー。これに狙いを絞って複数のスズキの販売店に足を運んだ。
 好印象だったのはサブディーラーA店。他店では「値引きは18万円だが、下取りはゼロ」、「下取りは8万円だが、値引きは12万円」といった条件だったが、A店は2回目の商談で「値引き20万円/下取り20万円」と提示。
 ただし、ここからが勝負。「今のセレナに不満はなく、車検も1年以上残っているので迷っている」と伝えて上乗せを迫った。
 交渉を重ねること6回。車両本体から20万4400円引き、付属品20万2234円から6万1254円引きとなる。さらに持ち込みの付属品の工賃も割引きや無料にしてくれたので契約した。

値引き採点 5
スズキは正規店だけでなく、サブ店の存在も無視できません。値引き額だけで評価すると、採点は「4」ですが、高取り分を含めて「5」としました。下取り車は高く見積もっても10万円です。

その5 WRX STIから43.6万円引き!

From千葉県
SUBARU WRX STI
タイプS(6MT・4WD)
トータル値引き 43.6万円
値引き率 9.4%

娘さんが大ファンだそうです。
本部長、安くしてください!


 ランエボが消えた昨今、家族4人がちゃんと乗れるスポーツ系の国産車となると、選択肢はほとんどなく、WRXかシビックタイプRの二択。
 我が家はスバル車を所有したことはありませんが、モータースポーツ活動をずっと応援。とくに小学生の娘が部屋にWRXの特大ポスターを飾るほどのファンであることを伝えるとセールスさんは「ぜひ、乗ってください!」。
 一方、ホンダは熱意が感じられないため却下。
 WRXは当初は大きく予算オーバーしましたが、セールスさんが何度も店長や本部長に掛け合ってくれて、なんとか予算内に収めてくれたことで晴れて契約となりました。
 最終的な値引き条件は車両本体から27万5692円引き、付属品51万840円から16万698円引きで、値引き合計は43万6390円。

値引き採点 5
スバルの社員は自社の製品に誇りを持っているセールスマンが多いため「熱い思い」を伝えると、思ったより効果が得られます。先月号で紹介したWRXは約31万円/6.7%で「4」でしたが、今回は文句なしの「5」です。

その6 スペーシアから16.7万円引き!

From神奈川県
SUZUKI スペーシアカスタムハイブリッドXSターボ
グレード
トータル値引き 16.7万円
値引き率 8.6%

4年前に負けた営業マンが
店長に出世してリベンジ!


 狙いはスペーシアカスタム。スズキとは4年前、エブリイを対象に商談するもNV100クリッパーに決定。そのときの営業さんは店長に出世。今回、担当についた営業マンは2年目の若手だが、商談には店長さんも同席。
 クリッパーの車検残が1か月を切っていたので短期決戦を仕掛ける。もちろん他社とも商談。なかでもN-BOXが頑張ってきたので、スペーシアとの一騎討ちとなる。
 最終商談で支払い総額はホンダが193万円、スズキが192万円。しかし、こちらの希望は190万円。ホンダは降参したが、スズキは本社と掛け合って190万円にOK。車両本体値引き13万7116円、付属品(4万3826円)値引き3万円で契約。なお、クリッパーは買い取り専門店に60万円(下取り額40万円)で売却した。

値引き採点 4
ホンダとの争いを上手にあおっています。ただし、下取り車の車検切れが間近に迫っていたため先を急いだ感じがします。もう少し時間的な余裕があったら、違った展開になっていたかも。

その7 タントから8.4万円引き!

From広島県
DAIHATSU タント
X
トータル値引き 8.4万円
値引き率 5.3%

N-BOXを武器に攻略!
ドラレコと高取りを奪取!


 11年間乗ってきたタントが10月に車検切れ。消費税増税もあるので、その前に買い替えを決意しました。
 狙いは新型タント。フルモデルチェンジ直後なので、値引きは厳しそうです。そこで、まずはライバルのN-BOXと商談。複数のホンダと商談したら、値引き13万円、下取り7万円の合計20万円が飛び出しました。
 これを携えてダイハツへ。月刊自家用車の情報通りに値引きに対するガードは固く、車両本体と付属品7万200円から4万9700円引きでストップ。しかし、N-BOXとの競合を伝えると、当初は6万円だった下取り額が9万9790円(リサイクル料返金分を含む)までアップ。さらに、先着30名のドライブレコーダー(3万4128円)のプレゼントも確約してくれたので契約しました。

値引き採点 4
N-BOXを武器に攻めたのが功を奏しています。現金値引きは並クラスですが、ドラレコの無料サービスを含めると採点は「3」。さらに下取り車の上乗せ分を含めて「4」としました。

その8 キャストから26.9万円引き!

From静岡県
DAIHATSU  キャスト
スタイルGリミテッドSA3
トータル値引き 26.9万円
値引き率 15.9%

軽なのにここまでやるか!
26・9万円/約16%の快挙!!


 妻のミラが9年目の車検となるため買い替えることに。
 本命はキャスト。見積もってもらうと、値引き総額は約21万円、下取りは4万円で支払い総額は154万4767円。セールスさんは「150万円にはできる」とのこと。
 買い取り専門店にミラをみせると13万円の値が付く。
 トヨタでピクシスジョイの見積もりをとるが、値引き10万円、下取り8万円で限界。
 ダイハツと最終商談。買い取り専門店の13万円を伝えて、下取り額の上乗せを迫るが、結局、6万円+リサイクル費用でストップ。ただし、下取り車は納車まで乗っていられる(買い取り店は即引き渡し)。最終的な値引きは車両本体から19万3887円、付属品25万5657円から7万5600円の合計26万9487円引き。支払い総額145万円でサインした。

値引き採点 5
値引き26.9万円/値引き率約16%なら文句なしのウルトラCです。下取り車は納車が近づいた時点で複数の買い取り専門店を集めてオークション形式で売却すれば高値が付いた可能性も。

提供元:月刊自家用車

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