新車値引き情報
更新日:2019.09.25 / 掲載日:2019.08.26
【新車購入】読者の厳選レポート

WRX STIから30.8万円引き!
From埼玉県
SUBARU WRX STI標準仕様
トータル値引き 30.8万円
値引き率 6.7%
持つべきものは話のわかる営業マン! 事情を汲んで新型から30万円超!
8か月前にスバルBRZを購入しました。ところが、ゴールデンウィークに家族旅行へ出かけたところ、まさかの「もらい事故」に遭遇。修理して乗り続けることも考えたのですが、やはり気分が良くないし、事故車ということでリセール価値が下がることも気になります。そこで、思い切って買い替えることにしました。
となると、他社のクルマも検討して競合に持ち込みたいところですが、事故処理をスバルにお願いしているし、なるべく早く欲しいという事情もあります。そこで、スバルに短期決戦を仕掛けることにしました。
さて、ターゲットですが、同じBRZにするか? それともWRX S4を選ぼうか? はたまたWRX・STIも捨てがたい……と、正直、悩みました。しかし、家族で出掛けたりするときの使い勝手を優先させるとBRZは脱落。WRX S4とSTIを候補にしました。
まずは馴染みのセールスさんに試乗車(S4)を用意してもらい、試乗&自宅駐車場に入るか、どうかを確認しました。
その結果、今までMTを乗り継いできたせいか、「CVTがどうもしっくりこない」ことが判明。やっぱりMTのほうが楽しいでしょ! というわけで、狙いをWRX・STIに絞って商談を開始しました。
セ「Xさん、STIはマイチェンしたばかりなので、値引きは通常は5万円なんです」
X「う~ん……今回は突発的な買い替えなので、予算的に厳しいんですよね」
セ「そうですよね……わかりました! 事情が事情なので、できるだけ頑張ります!」
支払い総額を下げるため、ディーラーオプション(付属品)を必要最小限にして見積もりを出してもらおうとすると、
セ「もうちょっと付属品を付けてもらえませんか? そこから値引きできるんですけど……」
このセールスさんを相手にへたな駆け引きはしないほうがいいようです。そこで、購入しようと思っていた付属品をすべて追加しました。
提示してきた最終条件は車両本体から12万8609円引き、付属品(51万6845円)から17万9525円引き。満足のいく数字だったので、その場で契約しました。
値引き採点 4
事故による突発的な買い替えの場合、突っ込んだ値引き交渉がやりにくい面があるため、平凡な条件で決めてしまうケースも目立ちます。この読者は馴染みのセールスマンをしっかり攻めて、マイチェン直後のWRXから文句なしの特上クラスを引き出しています。
スペーシアから15.4万円引き!

From北海道
SUZUKI スペーシア
カスタムハイブリッドXS(4WD)
トータル値引き 15.4万円
値引き率 8.1%
「北の無風地帯」値引きは一律3万円、実家との絆で特上+高取りを奪取!
キャスト(平成28年式)の車検切れが近い。家族はまだ早い!と言うけれど、スライドドアに買い替えたい!という衝動がこらえきれません(笑)。自分の貯金と下取りの合算で希望額(180万円)にならなければ、車検を通すつもりで商談を開始しました。
狙うはスペーシアカスタム一本。経営の違うスズキ3社を競合させていく作戦です。
地元近郊のスズキA店へ。
セ「スペーシアカスタムは大人気で納期は2か月かかります。値引きは5万円です。下取り額は90万円、いくかどうか……」
次は休日を利用してちょっと遠いスズキB店へ。値引きは3万円、下取り90万円でした。
スズキC店は自分の実家とかつて付き合いがあった店です。ひそかに期待をしながら、査定をお願いすると「きれいに乗られているので100万円くらいいきそうですね~」と頼もしい。値引きは一律3万円。
2回目の商談を始めようと思った矢先、身内に突然の不幸が……しばらく商談を中断していましたが、いいタイミングでスズキC店が連絡をくれました。他の2店はなしのつぶてだったのでC店に勝負をかけます。
値引きは5万円に上昇。ただし、下取り額は90万円。
X「査定が100万円にならないなら車検を通します」
すると、中古車部に掛け合ってなんとか95万円に。そこで「その分、値引きを増やして」と言うと、担当さん「う~ん……」と唸りながら8万6400円引きに。この時点で希望額に近くなりましたが、もうひと押し。「スズキB店ではボディコートがサービスでした」と伝えると、ひきつりながらも「合わせます」。
とどめにガソリン満タンと希望ナンバー、ナビ移設の無料サービスを要求。1時間ほど待たされ、飲み物でお腹もいっぱいになった頃、担当さんが戻ってきました。OKとなったのは希望ナンバーのみ。ここで亡くなった身内がこの店で3台購入していたことをふと思い出し、それ以上は迫れなくなってしまいました(笑)。最終的な条件は車両本体から8万6400円引き、付属品(7万4202円)から6万7562円引きの合計15万3962円引きでした。
値引き採点 4
北海道といっても都市部ではないため、値引きは渋く、苦戦を強いられました。しかし「希望額を達成できなければ(下取り車の)車検を通す」と決めて交渉に挑んだのが奏功しています。獲得した値引き条件は地域性を考えると「5に近い4」と評価できます。