新車値引き情報
更新日:2018.11.29 / 掲載日:2018.07.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
私もX氏 その1

From東京都
TOYOTA ヴォクシー
ZS 煌(7人)
車両本体価格 286万9560円
トータル値引き 35.4万円
値引き率 12.2%
“ノアと越境”を武器に攻略!
“中身の濃い”35.4万円です!
以前、付き合いのあったカローラ店で、ノアSi“W×B”の見積もりを依頼したところ、付属品いっさいなしの車両本体から25万円引きで、支払い総額は287万円。2年半乗ったヴォクシーの下取り額は180万円だった。
県境を越えてネッツA店へ。ヴォクシーはいきなり車両本体から30万円引きで、支払い総額は282万円。下取りは200万円。
エスクァイアシリーズのエスクァイアGiは28万円引き、支払い総額287万円。下取り200万円で「限界」とのこと。
次週、下取り車を購入したネッツB店へ行き、これまでの経緯を伝えて「納得のいく条件を出してくれたら、本日契約する」と迫る。当初は思ったほど出してこなかったが、粘ったところ、店長さんの決裁で、車両本体とメーカーオプション3万2400円から35万3604円引きの支払い総額275万円となったので契約。車庫証明/納車費用はカット。後日、付属品を購入する場合は20%引きとの約束を取り付けた。なお、下取り車は買い取り専門店3社を競わせて220万円(ネッツB店は200万円)で売却した。
値引き採点 5
ノアや経営の違うネッツA店を先行させて、なじみのネッツB店を上手に攻略しています。スッピン(車両本体のみ)購入で諸費用もカットしているので“中身の濃い値引き”となっています。
私もX氏 その2

From三重県
TOYOTA ヴェルファイア
Z Gエディション(7人・4WD)
車両本体価格 461万1600円
トータル値引き 35.3万円
値引き率 6.8%
実質40万円引きオーバー!
下取りの買い取り値も破格!
ネッツA店でヴェルファイアを対象に商談。値引きは17万円で限界とのこと。平成28年式ヴェルファイアの下取り査定額は330万円。
下取り車を購入したネッツB店へ。値引きは25万円。下取り査定額は325万円。
買い取り専門店をまわってヴェルファイアを査定してもらう。これまで4台を買い取ってもらった、なじみの店が352万円を提示。今回もこの店に売却することにした。
ネッツB店と最終商談。
X「予算が厳しいのでとにかく目一杯頑張ってください」
すると、注文書には車両本体とメーカーオプション19万6560円から31万3121円引き、付属品37万6320円から4万円引きと記入。このほかにサイドバイザーを無料サービス。さらにETCなど持ち込みパーツ5点の取り付け工賃もサービスに。
値引き採点 4
注文書に記載された値引き合計額は35万3121円ですが、無料サービスを含めると実質的に40万円引きを大きく超えています。下取り車の売却価格は破格ともいえる高値です。
私もX氏 その3

From北海道
NISSAN セレナ
ハイウェイスターVセレクション(8人・4WD)
車両本体価格 319万4640円
トータル値引き 40.1万円
値引き率 10.4%
死んだはずの担当さんが
仕切り直しで生き返った!?
現有車セレナ(平成23年式)のオイル交換に出向いたら、なぜか買い替えモードになってしまった(笑)。対象は新型セレナ。ところが、提示してきた条件は思ったより低調で、一気に冷める。担当さんいわく「会社からの締め付けが昔より厳しくて……」。
このあと、各社をまわっていろいろ検討してみたが、やはりセレナがいい。しかし、前回の値段ではまったく買う気にならない。好条件が出なければ、現有車を乗りつぶそうということになった。
日産の担当さんに仕切り直しを申し出ると、息を吹き返したように元気になり「上司を説得して納得できるお見積もりを出します!」とのこと。
最終的に車両本体とメーカーオプション16万7400円から32万6768円引き、付属品50万4040円から7万3986円引きで契約。
値引き採点 5
セレナはe-POWERこそ値引きを引き締めていますが、通常のガソリン車はかなり緩んでいます。それでも合計40万円引き/値引き率10%を超えたらウルトラCクラスと考えてかまいません。
私もX氏 その4

From茨城県
HONDA オデッセイ
ハイブリッドアブソルートホンダセンシング (7人・4WD)
車両本体価格 397万9600円
トータル値引き 40.0万円
値引き率 9.8%
「はぁ~、これって高~い……」
奥様のため息が勝負を決めた!
本命はオデッセイ。経営の異なるホンダ2社と商談。当初は値引き27万円、下取り2万円で、乗り出しは395万円。妻に「これって高級車の値段じゃん。もっと安いクルマでいいよ。はぁ~」とため息をつかせて上乗せを狙った(笑)。すると、値引き33万円、下取り5万円、乗り出し386万円に。
さらに2店の競合をあおると、最終的に車両本体と付属品12万1716円から39万9996円引き、下取り5万円(リサイクル費用戻し分1万1630円を含む)、乗り出しは379万円に。このほか社外ナビとリヤモニターの取り付け工賃(3万円相当)もサービス。ガソリン満タン納車もOK。車庫証明費用はカットの上、手続きはサービスでやってもらった。ちなみに下取り車は買い取り専門店3社をまわって最高値は2万円。
値引き採点 4
ホンダ同士の争いにもち込んで、文句なしの特上クラスを獲得しています。最後に持ち込み部品の取り付け工賃の無料サービスや車庫証明手続きのサービスを要求したのも大いに評価します。
私もX氏 その5

From青森県
HONDA シャトル
ハイブリッドXホンダセンシング(4WD)
車両本体価格 256万9320円
トータル値引き 19.1万円
値引き率 6.5%
あの時の担当が店長に昇進!
「ド~ンとオマケしますよ!」
7年前、試乗車だったシャトル(平成23年式)を購入。そのときのセールスさんは店長に昇進したので、担当を引き継いだセールスさんと商談する。狙いはシャトル・ハイブリッド。提示してきた条件は車両本体値引き6万6500円、付属品値引き6万3700円、下取り29万1500円だった。
翌週、再び商談へ。かつての担当さんがついに登場。
店長「Xさん、お久しぶりです! ド~ンとオマケしますよ。私、店長ですから」(笑)
交渉の結果、最終的な条件は車両本体から10万4745円引き、付属品36万5191円から8万6720円引き、下取り30万1540円。さらにラゲッジマットとライセンスフレーム(合計2万1500円相当)が無料サービスに。担当さんと店長さんに感謝します!
値引き採点 4
獲得した値引き条件は文句なしの特上クラスです。無料サービスを含めると、実質的な値引きは21万円を超えています。ただし、相手は店長さん、もう少し無理を迫ってもよかったかも。
私もX氏 その6

From埼玉県
SUZUKI ソリオ
ハイブリッドMZ
車両本体価格 194万4000円
トータル値引き 37.2万円
値引き率 15.6%
スズキを攻略する魔法の言葉!?
「カミさんはトヨタ派なんです」
トール四兄弟も検討しましたが、試乗での印象が悪く、値引きのアップもいまひとつ。一方、ソリオは走り心地も値引きも好印象。これに狙いを絞ることにしました。
経営資本の異なるスズキ3店と商談。その際「私はスズキ派、カミさんはトヨタ派でとくにルーミーを気に入っている」というスタンスで話を進めました。
最終的な注文書には車両本体値引きの記載はありませんが、付属品43万5910円から37万1957円引きとなっていました。
なお、今回は残価設定ローンを利用して購入しました。最後にカミさんから「5年後の支払いが終わる頃、私が乗っているミラココアは9年になるから、そのときは今回買おうと思ったスペーシアを有力候補にしようね」との有難い言葉をもらいました。
値引き採点 5
ここでは割愛させていただきましたが「X氏の大作戦」並みの長文レポートを送ってくれました。車両本体の値引きはゼロですが、値引き率はウルトラCクラスの条件である15%を超えています。
私もX氏 その7

From神奈川県
SUZUKI スイフトスポーツ
標準仕様
車両本体価格 205万920円
トータル値引き 19.4万円
値引き率 8.2%
おおっ、店長さんが登場!
チャンス到来、勝機あり!
フィットシリーズのフィットRSも有力候補だったが“スイスポ”に勝負をかけることに。下取りは11年目のデュアリス。
スズキは副店長さんと商談。ホンダとの競合を伝えると、「残価設定ローンの場合、車両本体から値引きはできないことになっています。ただし、付属品から10万円ほど引きます」とのこと。
日を改めて、再びスズキへ。先日の副店長さんは接客中で、かわりに店長さんが応対。
ここぞとばかりに上乗せを迫る。妻は「スズキに好印象を持っているので、お付き合いできたら……と思っています」などと心情を伝える。その結果、付属品30万7044円から19万3780円引きを提示。さらに、20万円だった下取り額は29万円(買い取り専門店28万円)までアップしたので、気持ち良くハンコを押しました。
値引き採点 4
“スイスポ”はフィットRSと競合することが多く、スズキは強く反応します。ここでもホンダを先行させてスズキを上手に攻略しています。おしい、もうひと押しできたらウルトラCでした。
私もX氏 その8

From奈良県
MAZDA フレア
ハイブリッドXS
車両本体価格 140万9400円
トータル値引き 23.2万円
値引き率 14.5%
えっマツダが白旗? 焦る~
越境作戦で万事解決しました
狙いは軽ハイトワゴン。下取りは11年落ち/走行距離13万km超のプジョーで、買い取り専門店では「値が付きません」とのこと。
ムーヴやN-WGNも検討したが、本命はワゴンRとフレア。マツダA店にワゴンRの14万円引きをぶつけるも「値引きではスズキさんにかないません」と白旗。あれ? 『月刊自家用車』の情報とは逆ではないか? 大いに焦る。
気を取り直して、隣県のマツダB店へ。すると、値引き19万円が飛び出す。他店ではゼロ査定だったプジョーにも8万円の値を付けてくれた。
これをワゴンRにぶつけるが、今度はスズキが白旗。結局、フレアに決定。最終的に車両本体から17万2032円引き、付属品18万7072円から6万円引き、下取り8万円で契約。ガソリン満タンは言い出せなかった(笑)。
値引き採点 5
地元のマツダのノリが悪いとみるや、すぐさま越境作戦を敢行。経営資本の異なるスズキ4店とも交渉するという、フットワークの軽さが勝因です。獲得した値引き条件/下取り額は破格です。
提供元:月刊自家用車