新車値引き情報
更新日:2024.06.26 / 掲載日:2024.06.26

厳選値引き実例 X氏の値引き特報

この記事の目次

アクアから18.2万円引き!

TOYOTA アクア

トータル値引き 18.2万円
値引き率 6.9%
From 神奈川県

「息子に相談させてください」
お母さん、ナイスな判断です!


 例のごとく、母から代行交渉の依頼があった。狙いは一部改良直後の新型アクア。下取り車は令和5年登録のアクア。母は私の紹介で、これまで2台のアクアを購入している。
 いつもお世話になっているセールスさんから、母は「5年間の残価設定型クレジット」(頭金なし/月額3000円)を勧められ、この提案に乗り気だったが、やはり現金一括が圧倒的に優位だ。母に残クレのからくりを説明して納得してもらう(実は今回の買い替えで、この説得が一番大変だった=笑)。
 早速、セールスさんに「現金一括払いにします。下取り額と値引きを差し引いた支払い総額を50万円にしてください」との条件を出した。
 3日後、母に提案された金額は52万1600円。当初200万円だった下取り額は、この時点で207万3720円に上乗せされている。契約を迫られたが、母は「息子に相談する」といって態度を保留。
 これがナイス判断だった。
 その日のうちに、私からセールスさんに電話を入れる。
「50万円が希望です。もういちど掛け合ってください」
「いや、もう決裁済みです。本当に無理なんです」
「いやいや、聞くだけ聞いてください。ダメなら今回は買い替えません。条件をのんでいただけたら、明日契約します」
「ううう……わかりました。しばらくお待ちください」
 2時間後、連絡が入った
「Xさん、今回は本当に特別です。たいへんお世話になっているお客様ということで、上をなんとか説得しました。ご希望通りにします!」
「下取り車は納車が近づいた時点で、買い取り専門店と比較して有利なほうを選んでもかまいませんね?」
「はい、もちろんです」
「満額回答、ありがとうございます! 今年の春闘以上ですね! セールスさんならやってくれると思っていました」
 最終的な値引き条件は車両本体とメーカーオプション3万3000円/付属品4万7520円から18万2360円、下取り額は……なんと220万円までアップしていました。

値引き採点 5
馴染みのセールスマンが相手だと、値引き交渉がおざなりになりがちですが、しっかりと突っ込んでいます。とくに「ダメなら買い替えません」のひと言が効きました。値引き額だけで採点すると評価は4ですが“超”高取りを含めて5としました。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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