車の最新技術
更新日:2021.05.25 / 掲載日:2021.05.21
日野 「人とくるまのテクノロジー展2021」で新型EVトラック「デュトロZ EV」出展
日野デュトロ Z EV
日野自動車は5月21日、5月26日(水)~7月30日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展し、2021年4月に発表した新型EVトラック「デュトロZ EV」や自動運転実証の動画コンテンツを紹介することを明らかにした。
「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」は自動車技術に関する展示を一堂に集めたプログラムで、今回は同展としては史上初のオンライン開催で、447社の出展がアナウンスされている。
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超低床・前輪駆動小型EVトラック「日野デュトロ Z EV」を紹介
日野では、2022年初夏に超低床・前輪駆動小型EVトラック「日野デュトロ Z EV」を市場導入予定としており、今回の出展ではその詳細を映像で紹介する。
デュトロZ EVの特長としては、物流のラストワンマイルに最適化したEVシャシを新開発し導入、コンパクトなモーターをキャブ下に搭載して前輪駆動とすることで超低床を実現し、荷役作業性・乗降性を大幅に向上させた。
また、ウォークスルーバン構造で宅配現場での使い勝手も追求している。
大型ダンプトラックによる自動運転(レベル4相当)の実証実験
日野 プロフィア
また、日野と大林組が川上ダム建設現場(三重県伊賀市)にて2020年11月から実施した、大型ダンプトラック自動運転(レベル4相当)実証実験の様子を映像で紹介。
大型トラック「日野プロフィア」をベース車両に、GNSSルート誘導やライントレースなど4つの自動運転技術を搭載し、日々採取先が変わるコンクリート骨材ヤードの位置に応じて走行ルートを設定、より現実に即した場面で実証実験を行った様子が公開される。
そのほか、サステナブルな社会の実現に向けて、日野が取り組む経営戦略『Challenge2025』、環境戦略『日野環境チャレンジ2050』や安全・環境技術を追求した日野のトラックやバスも画像、カタログなどで紹介する。