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更新日:2022.05.25 / 掲載日:2022.05.25
レガシィアウトバック JNCAPでファイブスター大賞2021受賞
スバルは5月25日、フラッグシップクロスオーバーSUVの「レガシィ アウトバック」が、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施した、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)において、2021年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し、「自動車安全性能2021 ファイブスター大賞」を受賞したと発表した。同社のファイブスター大賞受賞は昨年のレヴォーグに続き、2年連続。
衝突安全性能/予防安全性能ともに最高評価
今回大賞を受賞した「レガシィ アウトバック」は、衝突安全性能評価でランクA / 95.07点(100点満点)、予防安全性能評価がランクA / 81.95点(82点満点)、事故⾃動緊急通報装置は8点(8点満点)を獲得、総得点 / 185.02点(190点満点)で、ファイブスター受賞モデルの中でも最高得点を獲得した車種に贈られるファイブスター大賞の栄冠を手中に収めた。
「衝突安全性能」では、スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造を採用。従来モデルに対し、車体強度の大幅な向上やフレームワークの最適化を実現し、衝突エネルギー吸収率を一段と向上させた。加えて、フロントフレーム下に前面衝突時の衝撃をより効果的に分散させるセカンドロードパスを採用し、自車の衝突安全性を高めるとともに、衝突相手車両の被害軽減を図っている。
また、デュアルSRSエアバッグをはじめ、側面衝突時に備えるSRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグや、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する運転席SRSニーエアバッグ、シートベルトによる拘束保護性能を高める助手席SRSシートクッションエアバッグを採用。さらに、歩行者保護エアバッグ全車標準装備し、歩行者との衝突を検知した場合、Aピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツを覆うようにエアバッグが展開することで、歩行者への衝撃を緩和する。
「予防安全性能」では、視野を大幅に広げた新開発のステレオカメラに加えて、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現した新世代アイサイトを全車標準装備。ソフトウェアの性能向上や電動ブレーキブースターの採用などとあわせて、交差点の右左折時や見通しの悪い場所での出会い頭など、より幅広いシーンで衝突回避をサポートする。
そのほか、万一の交通事故やトラブルが発生した場合に、自動通報やSOSコールなどでサポートするコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用した。
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