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更新日:2022.04.26 / 掲載日:2022.04.26

京セラ コンセプトカー「Moeye」がiFデザインアワード受賞

京セラが2020年9月に発表したコンセプトカー「Moeye(モアイ)」
京セラが2020年9月に発表したコンセプトカー「Moeye(モアイ)」

 京セラは4月25日、同社が2020年に開発・発表したコンセプトカー「Moeye」が、ドイツのデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2022」を受賞したと発表した。

五感を楽しませる京セラ独自のデバイスを多数搭載 未来のクルマの世界観を世に問う作品

(写真上段から)空中ディスプレイ使用イメージ、オリジナルキャラクターの「モビすけ」、車両外観
(写真上段から)空中ディスプレイ使用イメージ、オリジナルキャラクターの「モビすけ」、車両外観

 同モデルは、2018年開発のコンセプトカー「トミーカイラ ZZ」(GLM社との共同開発)に続く、第2弾として2020年9月に発表。自動運転化やMaaS(マース、Mobility as a Service)の普及が進む中、車室内空間の重要性に着目し、驚きと快適をもたらす未来のコクピットをメインコンセプトに据えて開発された。今回のアワードでは、プロフェッショナルコンセプト部門「プロダクトコンセプト」カテゴリで受賞している。
 メインコンテンツには、東京大学先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授と協働した、独自の光学迷彩技術を用いてコクピットの一部を透明化しドライバーの視野を広げることを可能にしている。さらに人間の視覚・触覚・聴覚・嗅覚を楽しませる京セラ独自の各種デバイスを数多く搭載し、車として重要な安全性とエンターテインメント性の両方を兼ね備えたモデルに仕上げられた。
 同社の独自技術である空中ディスプレイは、高性能な液晶ディスプレイから投影映像を結像させ、オリジナルキャラクターの“モビすけ”がダッシュボード上部の空間にクリアに浮かび上がりドライバーを楽しくナビゲート。そのほか、繊細な色彩表現を可能としたLED照明「CERAPHIC(セラフィック)」による車室内の演出、ダッシュボードとセンターコンソールに搭載した触覚伝達技術「HAPTIVITY(ハプティビティ)」がもたらすリアルな触感操作などで、同社が考える未来のクルマの世界観を体現した。

iFデザインアワードについて

 iFデザインアワードは、International Forum Design GmbHが主催するデザイン賞で、全世界の工業製品を対象に審査する、最も著名で権威ある国際的なデザイン賞の一つ。同社がプロフェッショナルコンセプト部門で受賞するのは今回が初。また、同社としての同デザイン賞受賞は2年連続。

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