車のニュース
更新日:2021.09.21 / 掲載日:2021.09.21

「タント」軽乗用と福祉車両で一部改良

 ダイハツ工業株式会社は9月21日、軽乗用車「タント」、軽福祉車両「タント ウェルカムターンシート」(回転シート車)、「タント ウェルカムシートリフト」(昇降シート車)、「タント スローパー」(車いす移動車)を一部改良し全国一斉に発売した。価格はタントが1,243,000円から(消費税 10%込み)、タント ウェルカムターンシート(回転シート車)は1,450,000円から(消費税非課税)、タント ウェルカムシートリフト(昇降シート車)は1,605,000円から、タント スローパー(車いす移動車)は1,435,000円からとなる。

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先進安全機能が充実、ボディカラーを追加

 「タント」は2003年の発売以来、軽自動車初 ※1 となるピラーインドア「ミラクルオープンドア」を採用し、室内空間の広さと使い勝手の良さで好評のモデル。2019年7月に発売した現行モデルは、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」第一弾で、機能と性能が進化した。

 「タント(フレンドシップシリーズ)」は、福祉車両車名別国内販売台数No.1 ※2 として好評を博している。
 今回の一部改良では、「Xターボ」、「カスタムRS」、「カスタムRS“スタイルセレクション”」に電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシスト ※3 を標準装備し、先進安全機能が充実。ダイハツ初 ※4 となるコーナリングトレースアシスト ※5 は、走行中カーブの差し掛かりでドライバーのブレーキを補助し、遠心力に負けず安定した姿勢を保つことにより、安全性が向上している。
 「X」、「カスタムX」、「カスタムX“スタイルセレクション”」には、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)や電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストなどを含む「スマートクルーズパック」をメーカーオプションで設定した。
 また、ボディカラーを一部変更し、プラムブラウンクリスタルマイカやターコイズブルーマイカメタリックを追加し、選択の幅が広がった。フレンドシップシリーズの対象グレードも機能、ボディカラーともに同様の改良が行われている。

※1:2007年12月2代目タント発売時点。ダイハツ調べ。
※2:2020年度(‘20年4月~‘21年3月)、軽+登録車の福祉車両(車いす移動車・昇降シート車・回転シート車・運転補助装置付車・送迎車)合計のうち、車名別(タント:ウェルカムターンシート/ウェルカムシートリフト/スローパーの合計)で国内新車販売台数第1位。ダイハツ調べ。
※3:車両姿勢安定化制御
※4:2021年9月21日現在、ダイハツ調べ。
※5:安全運転を支援する機能は、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、路面や天候などの状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず安全運転を行ってください。詳しくは販売会社または公式ホームページをご確認ください

ダイハツ タント 2020年12月 発売モデル

 2003年発売、圧倒的な室内の広さや視界の良さを特徴とし、2019年のフルモデルチェンジで4代目となる「タント(TANTO)」。サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築したプラットフォームを新開発。世界初となるスプリットギヤを用いた新技術を採用した新CVTや大幅改良したエンジンなどのパワートレーンを含め、すべての機構を一新したことで、「走る」、「曲がる」、「止まる」といった基本性能が大幅に向上。
 ラインアップは、「L」、「L スマートアシスト非装着車」、「X」、「Xスペシャル」、ターボエンジン搭載の「Xターボ」、タントカスタムには「カスタムX」、ターボ搭載の「カスタムRS」を設定。それぞれ2WD、4WDを用意。 「タント」のエクステリアは、シンプルで愛着を感じさせるアイコニックなフロントフェイスと、連続したシームレスな面で洗練された塊を表現した、包み込まれるような安心感のあるボディに、愛嬌あるフルLEDヘッドランプと、視認性を高めたLEDリヤコンビネーションランプを採用。「タントカスタム」のエクステリアは、厚みを持たせたメリハリあるフロントフェイスやサイドのボディ形状、ボディレリーフを一体感のある造形とし、明快で存在感あるスタイルを表現し、フルLEDヘッドランプにはアダプティブドライビングビーム(ADB)を、リヤには特徴的なクリアクリスタルLEDリヤコンビネーションランプを採用し先進機能と形をリンクさせた。
 また、安全装備として「車線逸脱抑制制御機能」、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」、「LKC(レーンキープコントロール)」、軽自動車初となる駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」などの機能を採用。今回一部改良を行うと共に、「タントカスタム」に迫力のあるメッキ加飾を施したフロントフェイスが特徴の新グレード「カスタムX スタイルセレクション」、「カスタムRS スタイルセレクション」を設定。
 また、福祉車両として、「ウェルカムターンシート」、「ウェルカムシートリフト」、「スローパー」を用意。「タント(福祉車両含)」には2トーンカラーを4色追加し、従来よりも豊富なカラーバリエーションを設定した。また、「スマートアシスト」には夜間歩行者検知機能や路側逸脱警報機能を追加するなど、先進の予防安全機能を搭載。

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グーネットマガジン編集部

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