車のニュース
更新日:2021.03.22 / 掲載日:2021.03.22
日産 会津若松市と電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

会津若松市で災害を起因とする停電が発生した際、「日産リーフ」を無償で貸与
日産は3月17日、会津若松市(福島県、市長:室井 照平)と同社ならびに福島県内の販売会社2社が、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結したと発表した。
同協定は、災害による停電が発生した際に、市が指定する避難所へ日産の販売会社である福島日産自動車株式会社、日産プリンス福島販売から、電気自動車「日産 リーフ」が無償貸与される。
地域防災力の強化とSDGs推進に貢献

電気自動車を活用した「災害連携協定」締結
同市は近年、東日本大震災をはじめとする大規模災害を教訓とし、地域防災力の強化に向けた取り組みを実施。
また、「土・水・緑 そして人 共に創るスマートなまち会津若松」を環境像として掲げ、歴史や、文化・伝統が息づく、猪苗代湖をはじめとした美しい豊かな自然を、美しいまま将来に引き継ぐべく環境対策にも取り組んでいる。
さらに、震災からの復興と地方創生を土台としてスマートシティを推進し、高齢化対策や観光産業振興など、持続可能なSDGs推進に積極的にチャレンジしている。 いっぽうで日産は、国内の環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表し、電気自動車(EV)普及に取り組む。今回の協定においては、双方の取り組みに互いが賛同し、締結を行う運びとなった。
今回の協定締結は同社において、全国91番目の締結。また、同社の『ブルー・スイッチ』活動としては120件目の取り組みとなった。

災害発生時の「日産リーフ」からの電力供給イメージ図