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更新日:2018.12.17 / 掲載日:2018.11.17
トヨタ、中国・広州国際モーターショーで、新型カローラシリーズのセダンを公開
新型カローラシリーズのセダンは、今回で12代目が登場
トヨタは11月16日(現地時間)、中国・広州国際モーターショーで、新型カローラシリーズのセダンをワールドプレミアした。新型カローラシリーズのセダンは、今回で12代目となる。基本性能を大幅に向上した「GA-Cプラットフォーム」をベースに、国・地域の特性に応じてアクティブさを強調したスポーティモデルと、高級感を表現したプレステージモデルの2タイプを設定する。
トヨタが進めるクルマづくりの構造改革「TNGA」(Toyota New Global Architecture)の取り組みのもとに、グローバルでプラットフォームを統一。効率的な開発を進めることで商品力の大幅な向上を実現。また、グローバルカーとして世界5大陸で延べ100万kmの走行試験を実施した。
基本性能を大幅に向上した「GA-Cプラットフォーム」がベース
インテリアは、「センシュアス・ミニマリズム」がコンセプト
インテリアは、「センシュアス・ミニマリズム」(シンプルでありながら感性に響くデザイン)をコンセプトとして掲げる。薄型インパネによる心地よい開放感のある空間や、センタークラスターなど集約された機能部品を融合させて、質感を高めている。
コネクティッド機能・サービスを国・地域ごとに提供
エクステリアは、「シューティング・ロバスト」(骨格で魅せる逞しさとアクティブさを併せ持つデザイン)をコンセプトとして掲げ、現行型より全高を低くし、トレッドを広げることで、低重心でスポーティなスタイルに仕上げている。
COROLLA LEVIN HYBRID
エクステリアは、「シューティング・ロバスト(骨格で魅せる逞しさとアクティブさを併せ持つデザイン)」がコンセプト
そのほか、コネクティッド機能・サービスを国・地域ごとに提供。中国では車載通信システムであるDCM(Data Communication Module)を標準装備。24時間365日に渡りユーザーを見守り、ジャスト・イン・タイムなサービスを提供する「トヨタコネクティッド」を全グレードに設定する。新型カローラシリーズのセダンは、2019年春に米国・欧州で販売を開始したあと、世界150以上の国・地域で順次発売する。日本ではスポーティモデルのカローラをベースに、日本の道路環境に合わせた専用仕様のセダン&ワゴンを2019年内に発売する予定だ。