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更新日:2018.10.13 / 掲載日:2015.07.01
【トヨタ】「ポルテ」と「スペイド」を一部改良、エコカー減税対象に
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタのコンパクトハッチバック「ポルテ」および「スペイド」が一部改良を受け、7月1日に発売された。FF仕様に新エンジンを搭載したほか、内外装の仕様を変更、セレクトパッケージの内容の見直しが行われている。また、一部改良と同時にポルテ特別仕様車「 F“a la mode Eeux(ア・ラ・モード・ドゥ)”」とスペイド特別仕様車「F“Queen(クィーン)”」が設定された。価格は両モデル共通で、ベースモデルが163万5709円(V/FF)~201万2727円(G/4WD)、特別仕様車は188万4109円(FF)と203万5309円(4WD)。
両モデルのFF仕様車には、ハイブリッドの開発で培った燃焼技術を応用した熱効率が高く低燃費の1.5L 直4 DOHCエンジン「2NR-FKE」を新たに搭載。アイドリングストップ機能を標準装備とすることでJC08モード燃費22.2km/Lを実現し、エコカー減税の対象となった。
ポルテは、ラジエーターグリルをグレーメタリック塗装とし、内装色フロマージュのアクセントカラーをピンクに変更。シート表皮の色や柄も変更した。ボディカラーは「チェリーパールクリスタルシャイン」、「スーパーブライトイエロー」など全9色。
スペイドは、フロントグリルにシルバー塗装を施し、インテリアはセンタークラスターパネルやシート表皮の色、柄を変更。ボディカラーは「ボルドーマイカメタリック」、「スパイシーカーキパールクリスタルシャイン」など9色展開。
また、両モデルに共通する変更も実施した。デッキサイドグリップやラゲージルームランプ、照明付きマルチボックス、助手席グローブボックス、天井スピーカー、天井照明付きバニティミラーなどを追加して、快適性や利便性を向上。6種類のセレクトパッケージのうち3種類に使用を追加している。「スーパーUVパッケージ」にはフロントドアガラスのスーパーUVカットガラスにIR(赤外線)カット機能を、「スマートエントリーパッケージ」にはオート電動格納式ドアミラーを追加した。「ドレスアップパッケージ」では、専用の新デザインのアナログ式センターメーターを採用し、ポルテはスーパークロームメタリック塗装で仕上げた樹脂製ホイールキャップを追加、スペイドはフロントグリルとドアミラーにメッキ加飾を追加している。
両モデルに設定される特別仕様車には、新たに開発された「ウォッシャブルカバーシート」を特別装備。かんたんに脱着できるファスナー式のカバーシートは丸洗いが可能で、ベースシートも汚れにくい撥水タイプのシート表皮を採用しているためウォッシャブルカバーシートを装着しなくても使用できる。また、スマートエントリーパッケージとUVカットパッケージも標準で装備するほか、内外装にも特別装備を採用している。
開放感溢れる明るい室内とアクセスの良さが魅力。丸洗いが可能なシートカバーは、ペットのいるユーザーにも非常に便利だ。