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更新日:2018.08.24 / 掲載日:2018.03.15
米フォード、「マスタング」の2019年モデルの概要を発表

スペシャルティカー「マスタング」の2019年モデル
米フォードは3月12日、スペシャリティーカー「マスタング」について、新装備を盛り込んだ2019年モデルの概要を発表した。マスタングの2019年モデルは、5リッターV8エンジンに6MTトランスミッションの組み合わせ。レブマッチング機構が設定され、ヒール&トゥーなしに回転を合わせることが可能となる。4気筒のエコブースト搭載グレードにも可変エキゾーストシステムを採用する。また、過去の名車へのオマージュである「カリフォルニアスペシャル」パッケージが再設定されることも話題として挙げられる。

5リッターV8エンジンと6MTトランスミッションの組み合わせ
カリフォルニアスペシャルのルーツは、マスタングのデビュー当時にまで遡る。1964年にマスタングが誕生すると、熱狂的なオーナーは地元にマスタングのクラブを立ち上げた。こうした動きに呼応して、全米のディーラーはこぞって独自の工夫を凝らした仕様をリリース。これらの中で現在まで残る名声を築いたのが、トランクリッドのスポイラーやブラックアウトされたグリルなど、1967年式シェルビーGTにインスパイアされた装備を施した「カリフォルニアスペシャル(GT/CS)」だったという。

レブマッチング機構が設定され、ヒール&トゥーなしに回転を合わせることが可能

4気筒のエコブースト搭載グレードにも可変エキゾーストシステムを採用
カリフォルニアスペシャルにちなんだスペシャルモデルは、これまでも設定されて人気を博してきたが、復活を望む声に応え、このたび再設定となった。エクステリアは、リアフェンダーへフェードアウトしていくサイドストライプや伝統のブラックグリル、同じくブラックにペイントされた専用の5スポークホイールなどでドレスアップしている。インテリアは、「GT/CS」の型押しとコントラストステッチで飾られたシートがスペシャル感を醸し出している。