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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2017.03.03
ランドローバー、新型モデル「レンジローバー ヴェラール」をロンドンで発表

ロンドンで発表された新型モデル「レンジローバー ヴェラール」
英ジャガー・ランドローバーは3月1日(現地時間)、新型モデル「レンジローバー ヴェラール」をロンドンのデザインミュージアムで発表した。ラインアップや価格などの詳細、日本への導入時期などに関しては、決まり次第発表するという。レンジローバー ヴェラールは、レンジローバーシリーズのうち、「レンジローバー イヴォーク」と「レンジローバー スポーツ」の中間に位置する新型モデル。
ヴェラールという車名は、初代レンジローバー プロトタイプの開発担当エンジニアたちのエピソードからとったという。発表前のプロトタイプなどがよく「ベールに覆われた」などと表現されるが、開発担当エンジニアたちは、その「velare」を「VELAR」と呼んでいたことが由来となり、今回のモデルが「ヴェラール」と名付けられたそうだ。

最先端のインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」も搭載
インテリアは、シート素材にレザーではなく高級テキスタイルを採用。スエードクロス・インサートをあしらったダップルグレーの素材は、欧州の大手高級デザイン・テキスタイル・メーカー「Kvadrat」と共同で開発したものになる。最先端のインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」も搭載。

シート素材にレザーではなく高級テキスタイルを採用
エンジンについては、最高出力180PSを発生する2.0リッターディーゼルから、最高出力380PSを誇る3.0リッターV型6気筒スーパーチャージドまで、5種類のタイプを用意する。そのほか、最高出力300PSのガソリンエンジンを2017年後半に追加することも発表された。

エンジンは、5種類をラインアップする
エクステリアは、フルマトリックス・レーザーLEDヘッドライト、デプロイアブル・ドアハンドル、バーニッシュトコッパー色のフロントバンパー・ブレードとフェンダーベントなどを採用。足まわりは、高性能な4輪独立懸架式サスペンション・システムを搭載。快適性だけでなく、コントロール性能や洗練性を高いレベルで融合させている。
なお、同モデルは英国内ミッドランド州にあるソリハル工場でのみ生産される。ジャガー・ランドローバーのCEOであるラルフ・スペッツ氏は、英国内での生産にこだわったことに関して、「英国らしいデザインとエンジニアリングを取り入れたモデルを英国内で製造することは、英国のイノベーション力を証明することにもつながる」とコメントを述べている。