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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2016.04.21
アウディ、「A4 アバント」をフルモデルチェンジ

フルモデルチェンジをしたステーションワゴン「A4 アバント」
アウディ ジャパンは4月21日、ミッドサイズステーションワゴン「A4 アバント」をフルモデルチェンジ。今回の新型A4 アバントは、2月に発売した新型A4セダンをベースにしたモデル。開発にあたっては、走行抵抗の削減を主要なテーマに掲げ、軽量化に取り組むとともにエアロダイナミクスの最適化を行なうことが実施された。それにより、ワゴンボディではトップクラスのCd値0.26(欧州仕様値)を実現する。スポイラー機能を持たせたルーフ後端の処理などにより、後輪リフトも最少に抑えることに成功している。
A4 Avant

スペックは、新型A4セダンと同じく、最高出力190ps(2WD)を発生
エンジンは、2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボを搭載。従来型に対して動力性能を高めつつ、アイドリングストップシステムやエネルギー回生機構などを装備して、燃料消費を削減している。新しい燃焼方式を採用した2WDモデルは、従来型に対して33%の燃費改善を達成した。スペックは、新型A4セダンと同じく、最高出力190ps(2WD)を発生。4WDモデルは、252psを発生する。

ナビゲーション機能と8.3インチモニターを備えた最新のインフォテイメントシステム
インテリアは、従来型に比べてすべての面でディメンションが拡大してスペース面での余裕が生まれた。ナビゲーション機能と8.3インチモニターを備えた最新のインフォテイメントシステムを全モデルに標準装備。新たに導入されたAudi スマートフォンインターフェイスにより、各社のスマートフォンとの接続が可能になる。Audi connectの付属機能であるWi-Fiホットスポットにより、最大8台までのモバイル端末をインターネットに同時接続することもできる。シートは全面的に刷新されて、構造材に高強度スチールやマグネシウムを使うなどして、従来比で最大9kgの軽量化に成功している。

荷室の容量は、5人乗りの状態で505リッターを確保
荷室の容量は、5人乗りの状態で505リッター、後席のバックレストを畳むと最大1510リッターまで拡大できる。全モデルに電動ラゲッジルームカバーのほか、パーティションネット、ルーフレールが標準装備となる。
そのほか安全装備も充実しており、「アウディプレセンスベーシック」、「アウディプレセンスシティ」、「アウディアクティブレーンアシスト」、「リヤビューカメラ」、「アダプティブクルーズコントロール」、「アウディパーキングシステム」などを全モデルに標準装備とした。オプションとしては、「アウディサイドアシスト」、「アウディプレセンスリヤ」、「サイドエアバッグ」、「パークアシスト」、「サラウンドビューカメラ」などを用意している。
メーカー希望小売価格は、547万円(税込)~653万円(税込)