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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2016.03.31
トヨタ、「プリウス」が燃費ナンバーワンモデルに
燃費ナンバーワンになったスズキ「アルト」とトヨタ「プリウス」
国土交通省は3月30日、2015年末時点で販売されている乗用車の燃費ベストモデルを発表した。これによると、低燃費でトップだったのは、普通車・小型自動車部門で、トヨタ「プリウス」。軽自動車部門では、スズキ「アルト」が選出された。
今回の発表は、国土交通省が自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するために行われたもの。毎年、燃費の良い乗用車のベスト10とともに、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表している。
TOYOTA PRIUS
40.8km/lを記録したトヨタ「プリウス」
SUZUKI ALTO
軽自動車部門では、37.0km/lのスズキ「アルト」がトップ
2015年末時点で販売されている自動車の中で、JC08モード燃費値が最も良いモデルは普通車・小型自動車部門で、40.8km/lを記録したトヨタ「プリウス」が首位に輝いた。軽自動車部門では、37.0km/lのスズキ「アルト」がトップとなった。なお、アルトは、OEMとしてマツダ「キャロル」としても販売している。車両重量に応じて設定される2015年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通車・小型自動車部門で、達成率246%のプリウスが獲得。軽自動車部門では達成率169%のアルトとなった。
ちなみに、2014年度に販売された乗用車の平均燃費は21.8km/lで前年度から約4%向上している。