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更新日:2018.10.16 / 掲載日:2015.11.26
【トヨタ】パラリンピック最高位のグローバルスポンサーに

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタ自動車がIPC(International Paralympic Committee/国際パラリンピック委員会)とスポンサー契約を締結した。モビリティの分野での最高位レベルのグローバルスポンサーシッププログラム「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー」で、夏季・冬季パラリンピック大会とその関連活動に対してグローバルな支援を行っていく。契約期間は2016年~2024年(2016年の権利は日本限定)で、2020年開催予定の東京パラリンピックを含む。
トヨタが参画するモビリティ分野の対象となる製品は、乗用車や小型モビリティ、商用車などの「ヴィークル」、ITSやテレマティクスサービスをはじめとする「モビリティ・サービス」、移動支援ロボット、リハビリテーションロボット、ウェアラブルロボットといった「モビリティ・サポート・ロボット」。
パートナーシップ発表の席で、IPCのフィリップ・クレイヴァン会長は「トヨタとIPCは“すべての人にモビリティを提供することで、より多様な社会が生まれる”という価値観を共有している。トヨタのパートナーシップによって移動の自由の実現を目指すことは、“すべての人が参加できる社会”の実現に向けた一歩であり、多くの人の人生をよりよいものにすることができる。パラリンピックは、社会の変革をもたらす最大のスポーツイベントとして、このムーヴメントを社会にとってさらに意味のあるものにしていきたい」と語った。また、トヨタ自動車の豊田章男社長は「我々は“すべての人が参加できる社会を目指す”というIPCの理念に共感している。実現のためには移動の自由が不可欠であり、“移動”がチャレンジの障壁ではなく夢を叶えるための可能性になってほしいと願っている。トヨタは、パラリンピック・ムーヴメントの一員として“移動の自由”の実現と“スポーツの感動”を広げる活動に挑戦したい」と述べた。