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更新日:2018.11.14 / 掲載日:2015.09.18
【ジャガー】映画『007 スペクター』に提供した車両を初披露
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ジャガー・ランドローバーが映画『007 スペクター』に提供した3モデルが、「フランクフルトモーターショー」(9月15日~27日)開催中のドイツのフランクフルトで初公開された。公開されたのは、ジャガー「C-X75」、ランドローバー「レンジローバー・スポーツ SVR」、「ディフェンダー・ビッグフット」。
『007 スペクター』は、主人公ジェームズ・ボンドが活躍する人気スパイ映画『007』シリーズ24作目となる最新作。フランクフルトモーターショーでの公開に先駆けてフランクフルトのトゥルン・ウント・タクシス宮殿で行われたパーティーには、出演者のナオミ・ハリスとデビッド・バウティスタがゲストとして参加した。さらに、イギリスのシンガーソングライター、ジョン・ニューマンが10曲を披露してイベントを盛り上げた。
C-X75は、ジャガー・ランドローバーの「SVO(Special Vehicle Operations:スペシャル・ビークル・オペレーションズ)」とイギリスのオックスフォードシャー州にある「ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング」が共同で開発・生産したモデルで、ジャガー史上最高傑作と謳われるスーパースポーツカー。オレンジのボディのスーパーカーは、ローマでのカーチェイスで真価を発揮する。作中、ステアリングを握るヒンクス役のデビッド・バウティスタは「野性味と美しさに溢れるC-X75は映画史に残る名車。『007』シリーズの象徴とも言えるカーチェイスシーンで運転できたのは夢のようだ」と語った。
ランドローバーの歴代モデル中もっとも走行性能が高くパワフルなレンジローバー・スポーツ SVRと、特別にカスタマイズされたディフェンダー・ビッグフットは、オーストリアで撮影されたアクション・シーンに登場。スペシャル・オペレーション部門で製造されたディフェンダー・ビッグフットは、37インチの巨大なオフロード・タイヤとボディのプロテクターを装着し、特別仕様のサスペンションを架装、雪の山道を走破する。前作『007 スカイフォール』に続き本作でもディフェンダーを操ったマネーペニー役のナオミ・ハリスは「ディフェンダーは、私の『007』シリーズのデビューを飾ってくれた忘れられない1台。前作でのトルコでの撮影は深く印象に残っている。本作で、再びジャガー・ランドローバーのチームと一緒に撮影ができたこと、ディフェンダーのステアリングを握れたことを嬉しく思う」と述べた。
インターネットの特設サイトでは、『007 スペクター』の情報を公開。映画の舞台裏やデザイン、SVO、スタントのチームメンバーのインタビューと、C-X75の360度ダイナミックビューなどを配信している。なお、SVOは、市販車をベースにしたハイパフォーマンスバージョン、ラグジュラリーな特注モデル、台数限定の特別エディションなど、ジャガーおよびランドローバーの最高峰モデルを開発し製造するセクションとして、2014年6月に設立された。
映画『007 スペクター』は10月に世界公開予定。日本では12月4日より全国ロードショーを予定している。
ガルウイングを備え、グラマラスなスタイルを誇る。
出演者のナオミ・ハリスとデビッド・バウティスタ。