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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.02.12
【トヨタ、日産、ホンダ】共同支援に合意

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタ、日産、ホンダの国産自動車メーカー3社が、燃料電池自動車向けの水素ステーションの整備を促進していくため共同で支援策を検討し、インフラ整備の早期実現に向けて取り組んでいくことに合意した。
水素を燃料とする燃料電池自動車を普及させるためには、魅力的なモデルの開発と同時に水素ステーションの整備が不可欠である。しかし、燃料電池自動車の導入初期においては、インフラ事業者による取り組みだけで水素ステーションを全国各地に設置し、運営していくことは困難だ。政府は、燃料電池自動車普及に向けて早急に水素ステーションを整備する必要性があることから、補助金による設置支援と運営支援などを含む施策の拡充を図るため、2014年6月に「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を策定している。
燃料電池車が水素社会の実現に向けた重要な牽引役として期待されているなか、トヨタ、日産、ホンダの3社は、燃料電池自動車および水素ステーションの普及に向けた施策をバックアップするため、自動車メーカーとしても政府の補助金による支援の下でロードマップ実現に向けて水素ステーションの整備促進に取り組んでいくことが重要との認識を共有。今後、水素ステーションの運営費用の一部負担など具体的な活動を検討していく。