車のニュース
更新日:2018.11.27 / 掲載日:2015.01.23
【日産】「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」搭載車種を拡大

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産は「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を採用するモデルを拡大すると発表。2015年度中には、電気自動車や商用車を含め、日本で販売しているほぼすべてのカテゴリーのモデルに搭載する。
エマージェンシーブレーキは、日産のセーフティシールドコンセプトに基づいて開発された安全装備。システムが衝突の危険性があると判断した場合にメーター内のランプとブザーでドライバーに警告し、減速が不十分なときには自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避または被害を軽減する。
現在は「スカイライン」、「エクストレイル」、「セレナ」、「ノート」、「日産デイズ」、「日産デイズルークス」の6モデルに搭載しており、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA:National Agency for Automotive Safety & Victims’ Aid)が実施している予防安全性能アセスメントの評価を受けた「スカイライン」、「エクストレイル」、「ノート」の3車種については、最高評価のJNCAP(Japan New Car Assessment Program)「ASV+(Advanced Safety Vehicle+/先進安全車プラス)」に選定されている。
エマージェンシーブレーキの基礎となっている「カメラ認知技術」や「操縦自動化技術」は、自動運転技術に不可欠な要素技術。今後はこれらの要素技術を採用した「アラウンドビューモニター」や「インテリジェントパークアシスト」、「スマートルームミラー」も、積極的に採用車種の拡大を図りながら、2020年までに自動運転技術の段階的な実用化を目指していく。