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更新日:2023.12.28 / 掲載日:2023.12.28
まもなく50周年!2024年は「ゴルフの1年」に?新型車を1月末にワールドプレミア

フォルクスワーゲンは現地時間の12月27日、2024年に誕生50周年を迎える「ゴルフ」について、同年1月末に第8世代となる新型車をワールドプレミアすることを明らかにした。
誕生以来、世界で累計3700万台以上を販売したベストセラー

ゴルフはフォルクスワーゲンの基幹車種となっているコンパクトカーで、同社によれば誕生以来、世界で累計3700万台以上を販売し、本国ドイツ以外の国々でも多くのファンを持つベストセラーモデル。
1974年誕生の初代ゴルフ(ゴルフI)はフロントエンジン・前輪駆動を採用、大きなトランクリッドと折り畳み式のリアシートを備え、この時代の自動車に革命をもたらした。また、ジョルジェット・ジウジアーロが手掛けた直線基調のデザインは、その後のブランドのスタイルとして確立。現在はフォルクスワーゲンを象徴するアイコンとなっている。
そのフォルクスワーゲンの“顔”であるゴルフが2024年に誕生50周年を迎えるのに合わせ、第8世代となる新型車を発表する。この新型車には、視覚的に洗練された機能、新たな運転支援システムやパワートレイン、そして次世代インフォテインメントシステムが備わるという。なお、ワールドプレミア後の2024年春には現地での先行販売が予定されている。
欧州各地で歴代モデルが登場、アニバーサリーを祝う

このアニバーサリーイヤーに際し、フォルクスワーゲンではゴルフの軌跡を追うイベントを実施。1月31日~2月4日にフランス・パリで開催される“Salon Rétromobile(サロン・レトロモビル)”ショーでは、初代モデルから第7世代までの歴代モデルを出展し、ゴルフの歴史を紹介する。また、ドイツ・ブレーメンで2月2日~4日に開催のブレーメン・クラシック・モーターショーでは、初代ゴルフとその前身である「EA276コンセプト」を披露する予定だ。
日本国内での展開は明らかにされていないが、ゴルフと言えば国内にも多くのファンを持つ人気モデル。今後の続報に期待だ。
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