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更新日:2023.10.12 / 掲載日:2023.10.12
THK 独自開発のEVプロトタイプ初展示 ジャパンモビリティショー2023
![THK EVプロトタイプ LSR-05 画像1](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/10/12/1697071852-1024x683.jpg)
機械要素部品の開発・製造・販売を手掛けるTHK(東京都港区)は10月11日、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2023」に初出展すると発表した。
今回の出展では、独自開発の実走行可能なEVプロトタイプ「LSR-05」を世界で初めて展示する。
THKのEV向け先進技術とSNDP社のデザインが融合
![THK EVプロトタイプ LSR-05 画像2](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/10/12/1697071911-1024x683.jpg)
EVプロトタイプ「LSR-05」は、全長4995mm×全幅1965mm×全高1530mmのクロスオーバー4シータークーペ。デザインは、カーデザイナーの中村史郎氏が代表取締役CEOを務めるSN DESIGN PLATFORM(東京都渋谷区)が担当した。
「ラグジュアリーでスポーティなデザイン、革新的な技術」をキーワードに開発され、車名は、Luxury、Sport、Revolutionそれぞれの頭文字を表し、THKが1972年に世界で初めて開発した「直線運動案内」である初代LMガイド「LSR」にも由来する。
さらに「05」には、創業50周年の節目という思いと、クルマの開発をスタートしてから5世代目という意味が込められているという。
![THK EVプロトタイプ LSR-05 画像3](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/10/12/1697071958-1024x576.jpg)
![THK EVプロトタイプ LSR-05 画像4](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/10/12/1697071981-1024x683.jpg)
プラットフォームには、独自開発の93kW(800V仕様)の可変磁束型インホイールモーターをリアに2基、フロントには220kW(800V仕様)のモーターを1基搭載した4輪ステア機構を採用。
さらにアクティブサスペンション、MR流体減衰力可変ダンパー、電動ブレーキなどを搭載し、上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現させたという。
室内に採用したステルスシートスライドシステムは、フロアの完全なフラット化を可能とし、高級感ある快適な空間を演出。さらに、非接触給電システムも採用するなど、「LSR-05」はTHKが目指す未来に向けた新しいモビリティの姿を表現しているという。
ジャパンモビリティショー2023では、「LSR-05」実車展示のほか、独自開発のEV向け先進技術を搭載したシャシーモデルも展示される予定だ。
![THK EVプロトタイプ LSR-05 画像5](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/10/12/1697071994-1024x634.jpg)
THK 公式HP:
https://www.thk.com/jp/ja/
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