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更新日:2023.06.27 / 掲載日:2023.06.27
新型「セレナ」パナソニックのドラレコ連動電子ミラー&HUD採用
パナソニック オートモーティブシステムズは6月23日、日産の新型「セレナe-POWER」にドライブレコーダー連動インテリジェントルームミラー(電子ミラー)とヘッドアップディスプレイ(HUD)が採用されたと発表した。
ドライブレコーダーとの連動品は「新型セレナ」が初採用
![パナソニック 新型セレナ ドライブレコーダー連動インテリジェントルームミラー 画像](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/06/27/1687832277-1024x576.jpg)
同製品は、日産のコンパクトSUV「キックス」に採用されて以降、各車両に展開されているが、ドライブレコーダーとの連動品は「新型セレナ」が初めての採用となる。
インテリジェントルームミラーは、カメラで車体後方を広く撮影し、その映像をルームミラーに内蔵したディスプレイに表示するシステム。
インテリジェントルームミラーのリアカメラをドライブレコーダーのリアカメラと共用することで、車両後方の映像をディスプレイに表示するだけでなく、同時に録画も可能とした。
また、2メガピクセルカメラと高解像度ディスプレイを採用し、さらに同社独自の映像処理技術により、高精細な映像と夜間視認性の向上を実現するとともに、デザイン性に優れたフレームレスミラーを継続採用している。
視線移動によるドライバーの負担を軽減するヘッドアップディスプレイ
![パナソニック 新型セレナ ヘッドアップディスプレイ 画像](https://img.goo-net.com/sss/magazine/2023/06/27/1687832295-1024x576.jpg)
HUDは、フロントガラスへ映像を投影することで、ドライバーの視線の先に車速やナビゲーション、プロパイロット2.0による運転支援などさまざまな情報を表示するシステム。
ドライバーの視界の中心近くに表示することで、視線移動によるドライバーの負担を軽減し、ドライバーとシステムとの快適なインタラクションに貢献する。
開発にあたっては、パナソニックがデジタルカメラなどの開発で培った光学技術を応用したフル自由曲面ミラー、薄型PGUを用いて、筐体の低背化を実現している。
パナソニック オートモーティブシステムズ 公式HP:
https://automotive.panasonic.com/
日産 公式HP:
https://www.nissan.co.jp/
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