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更新日:2022.07.28 / 掲載日:2022.07.28
新型「ランディ」発表 3列ミニバン ハイブリッド仕様登場 スズキ

スズキは7月28日、3列シートミニバンの新型「ランディ」を2022年8月8日より発売すると発表した。新型ランディはトヨタよりOEM供給されるモデルで、メーカー希望小売価格帯は3,106,400円~3,697,100円(消費税込)。
ハイブリッド車とガソリン車をラインアップ ハイブリッド車にはE-Four搭載
新型ランディのラインアップは、ハイブリッド車の「ハイブリッドG」とガソリン車の「G」の2つを用意。
ハイブリッドGでは、1.8Lエンジンを搭載したハイブリッドシステムを採用し、スムーズな加速、優れたレスポンスとともに、ハイブリッドならではのWLTCモード走行23.2km/L(2WD車)の低燃費を実現した。また、4WD車には4WD/2WDを自動切り替えする電気式の4WDシステム「E-Four」を搭載、走行安定性と低燃費に貢献する。
一方のGは、2.0LエンジンとDirect Shift-CVTを採用し、力強くダイレクトな走りと優れた燃費性能を両立している。
先代よりサイズアップ! 自由度の高い室内空間


新型ランディのボディサイズは、全長4,695mm、全幅1,730mmで、先代よりサイズアップ。室内のセカンドシートスライド量を700mm以上確保したほか、サードシートは片手でワンタッチ格納できるワンタッチホールドシート(5:5分割サードシート)を採用し、多彩なシートアレンジが可能に。ハイブリッドGは7人乗り、Gは8人乗りで、幅広い使い方を可能とした自由度の高い室内空間を実現している。
また、荷室にはスーパーラゲッジボックスを採用。デッキボードを紐付きフックで開けたままにすることで、高さのある荷物を運搬する際に床下の収納スペースを利用できる。




携帯リモコンを身につけている状態で、フロントドア下のセンサー部に足先をかざすだけでスライドドアを開閉できるハンズフリーデュアルパワースライドドアを全車に標準装備。さらにバックドアは、開閉途中の位置に止められるフリーストップバックドアを全車に採用。荷物の出し入れなどがスムーズに行える。

押し出し感のあるスタイルを追求した外観 インテリアは開放感のある運転視界を実現




新型ランディは、外観イメージを大幅に刷新。シャープなデザインのリフレクター式LEDヘッドランプやボディ同色のフードモールディング、シルバーのフロントグリルなどで、押し出し感のあるスタイルを追求した。
インテリアはブラックアウトした細いフロントピラーと水平基調のインパネを採用、見晴らしが良く、開放的な運転視界を実現している。

先進の予防安全パッケージを標準装備
安全装備においては、車両や歩行者、自転車運転者、自動二輪車を直進時・交差点右左折時に検知し、警報やプリクラッシュブレーキで衝突回避をサポートするプリクラッシュセーフティを搭載。さらに、運転状況に応じたリスクを先読みし、運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストを搭載した。このほか、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラートなどの機能も搭載している。
メーカー希望小売価格一覧
機種名 | エンジン | 駆動 | 変速機 | 価格(消費税込) |
G (8人乗り) | M20A-FKS 2.0L | 2WD | Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機) | 3,106,400円 |
4WD | 3,327,500円 | |||
ハイブリッド G (7人乗り) | 2ZR-FXE 1.8L (ハイブリッド) | 2WD | 電気式無段変速機 | 3,450,700円 |
E-Four | 3,697,100円 |
※価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う費用を含まず。
※ホワイトパールクリスタルシャイン、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン塗装車は33,000円高。