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更新日:2022.06.09 / 掲載日:2022.06.09
キャデラック 新型EV「セレスティック」最新ビジュアル公開

キャデラックは現地時間の6月8日、開発中のラグジュアリーEVセダン「セレスティック(CELESTIQ)」の最新画像を公開した。
「世界のスタンダードを変える」自信に満ちたデザインに



セレスティックは、キャデラックが将来のフラッグシップセダンに位置付けし、開発が進められているラグジュアリーEV。開発中である事が最初にアナウンスされたのは2021年1月で、今回の発表は約1年半ぶりの続報という事になる。
キャデラックでは、同モデルを「ブランドのデザイン、テクノロジー、パフォーマンスを最も純粋に表現したショーカー」と表現、印象的なシルエットで未来的かつ前衛的な精神で開発を進めているという。今回新たに公開したライティングについて、「キャデラックらしい、しかしモダンなエッジの効いた光のシンフォニーが乗員を招き入れる」と表している。
キャデラック・ブランド・アドバンス・デザイン担当マネージャーのマガリー・デベリス氏は「そのユニークなプロポーション、新しいエフォートレスで洗練されたフォーム言語、そして精密さと細部へのこだわりなど、他の車とは一線を画すものになります。このショーカーは、世界のスタンダードを生まれ変わらせるために作られているのです」と強い自信を覗かせている。
フルガラスルーフなど最新技術を惜しみなく導入?


2021年1月当時の発表によると、セレスティックはより高い設計自由度を可能にするモジュール式バッテリープラットフォーム「Ultium」をベースに採用。最先端のテクノロジーを導入し、ドラマチックな存在感を放つモデルになるとしていた。
また、この時にはハンドクラフトの素材を採用し、全輪駆動、フルガラスルーフを搭載するといったトピックスを列挙。特にフルガラスルーフは、座席位置に合わせた4分割で操作可能な浮遊粒子デバイスを用いたスマートガラスを初採用し、各席の乗員がルーフの透明度を設定できる機能を持つとしていた。
さらに前席には左右に大きく伸びたフリーフォーム・ディスプレイを搭載、後席にも個別のエンターテインメント・スクリーンを備え、それぞれでエンターテインメントを楽しめるという。