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更新日:2022.05.10 / 掲載日:2022.05.10
BMW 新型EV「iX1」 雪上/氷上テストを完了
BMWは現地時間の5月10日、X1の第3世代モデルにしてプレミアムコンパクトセグメント初の完全電動SAVである「iX1」の、冬季最終テストの様子を公開した。
冬季テストをクリア 開発は最終段階へ
同テストは、スウェーデン北部に位置するアリエプローグのBMWウィンター・テスティング・センターで実施。北極圏からも近い環境の中、雪道やアイストラックでの走行を通して、パワートレインとシャシーシステムの統合アプリケーションテストが行われ、これをクリアしたとしている。
また、寒さと冬の道路状況に対する強度、耐久性をはかるテストでは、iX1の電気モーター、電動四輪駆動技術、高電圧バッテリー、パワー・エレクトロニクス、充電技術に対して特に厳しいチェックが行われたという。
新型iX1は、現段階で電気消費量は18.4~17.3kWh/100km、航続可能距離が413~438kmという予測値を示している(ともにWLTPサイクルに基づく測定)。同モデルは純粋な電気駆動システムを採用したブランド3番目のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル、SUVと同義)として、2022年秋発売予定の新型BMW X1発表後に追加される予定。なお、生産はフレキシブル・ビークル・アーキテクチャーに基づき、コンパクトSAVの内燃エンジンバージョンおよびプラグインハイブリッドバージョンと同じ組立ラインで生産される予定としている。
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