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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.03
ファミリアバン 一部改良しハイブリッド搭載車追加 マツダ

マツダは3月3日、商用ライトバンの「ファミリアバン」を一部改良するとともに、ハイブリッド搭載車を追加すると発表した。ガソリンエンジン搭載車は同日より、ハイブリッド搭載車は4月1日より全国のマツダ販売店を通じて発売され、価格帯は1,633,500円~2,073,500円(消費税込)。
ハイブリッド搭載車は燃費22.6km/L
ファミリアバンは、使い勝手の良い室内空間・荷室と、優れた環境・安全性能を兼ね備える利便性が特長のライトバン。今回の一部改良では、車両ラインアップにハイブリッド搭載車を追加。また、ガソリンエンジン搭載車について、運転支援機能の追加と外観の変更が施された。
ハイブリッド搭載車は、モーターとエンジンの長所を活かし、スムーズな発進、伸びのある加速フィーリングを追求。さらにモーターの駆動力制御により、路面の 凹凸に応じて車体の上下揺れを軽減し、滑らかでフラットな乗り心地とひとクラス上の優れた走行性能を実現した。
エンジンはクールドEGR(排ガス再循環)システムを採用した1.5L連続可変バルブタイミング機構エンジンを採用し、ハイパワーと効率を両立。最高出力は54kW(74PS)/4,800r.p.m 、最大トルクは111Nm(11.3kgf・m)/3,600~4,400r.p.mを発生する。また、駆動用・発電用モーターと動力分割機構などで構成されたハイブリッドトランスアクスルを採用。ギアトレーンを最適設計した高効率・小型・軽量ユニットで、動力の伝達ロス低減を追求し、モーターは最高出力45kW(61PS)、最大トルクは169Nm(17.2kgf・m)を発揮する。これらの組み合わせにより、燃費はWLTCモードで22.6km/Lを計測する。
バッテリーは、駆動用モーターに最適な電力を供給するコンパクトタイプのニッケル水素バッテリーで、リアシート下に配置され、ラゲッジスペースの広さを確保した。
また、グレード別装備として、最上グレードの「GX」にバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用。そのほか、フロントバンパーコーナー部とリヤバンパーをボディ色とすることでひとクラス上の質感に仕立てた。
ガソリンエンジン搭載車「GX」にもバックモニター内蔵自動防眩インナーミラー搭載
ガソリンエンジン搭載車の最上グレード「GX」の改良点では、ハイブリッド搭載車の「GX」同様にバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用した。同装備は、通常時では周囲の光と後方からの光の差に応じて鏡面の反射状態を変化させ、ドライバーの視認性低下を軽減。車両後退時には、インナーミラー内のディスプレイにバックカメラからの車両後方映像と駐車時の目安となる固定ガイド線を表示し、安全な駐車をサポートする。
そのほか、フロントバンパーコーナー部とリヤバンパーをボディ色に変更し、外観をスタイリッシュに仕立てた。
メーカー希望小売価格一覧
グレード | 仕様 | エンジン・ハイブリッド | 駆動方式 | 価格(消費税込) |
DX | ハイブリッド車 | 1.5L + モーター | 2WD | 1,798,500円 |
VE | 1,969,000円 | |||
GX | 2,073,500円 | |||
DX | ガソリン車 | 1.5L | 2WD | 1,633,500円 |
4WD | 1,826,000円 | |||
VE | 2WD | 1,705,000円 | ||
4WD | 1,881,000円 | |||
GX | 2WD | 1,798,500円 | ||
4WD | 1,980,000円 |
※寒冷地仕様(メーカーセットオプション)を選択した場合、「DX」は19,800円、「VE」「GX」は5,500円(消費税込)追加