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更新日:2021.10.25 / 掲載日:2021.10.25
日産 「エクストレイル」 豪州で2022年モデル発表

日産のオーストラリア法人は現地時間の10月18日、ミドルサイズSUV「エクストレイル」の2022年モデルを発表、今年12月より発売することを明らかにした。今回の発表に併せて、新たに安全装備を充実させた「ST+」をグレードに追加している。価格帯は30,665~46,115豪州ドル(日本円で約260万円~392万円)。
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オーストラリアでの発売20周年を記念
「エクストレイル」は2001年にオーストラリアに導入、多彩なグレード構成や5人乗り・7人乗りと2種類の仕様を備えるなどの高い汎用性が好評で、今年で20周年を迎え、販売台数は27万2,000台以上にのぼる。今回発表となった2022年モデルは、2021年2月に実施した装備変更に続くもので、Apple CarPlayやAndroid Autoを含む日産の次世代インフォテインメントシステムを搭載し、グラフィックを一新した7.0インチのタッチスクリーンを装備した。また、上級グレードに当たる「ST-L」「Ti」では安全装備の充実を図り、エクストレイルでは初となるフロントパーキングセンサーを採用している。
今回追加が発表された「ST+」は「ST」と「ST-L」の中間を埋めるグレードとなり、アクティブ・セーフティ・パッケージやキャビン・テクノロジーの充実化を図った。具体的には、デイタイムランニングライトやクルーズコントロールなど「ST」の装備内容に加えて、アラウンドビューモニター(移動体検知機能付)、サテライトナビゲーションが装着される。
走行性能について

エクストレイルのエンジンは、「ST」のマニュアル車に最高出力106kW、最大トルク200Nmの2.0L ガソリンエンジンを搭載、ダイレクト・インジェクション・ガソリン技術とツイン可変タイミングコントロールを組み合わせ、高い燃費性能を実現した。それ以外のグレードには2.5L ガソリンエンジン(最高出力126kW、最大トルク233Nm)を搭載する。また、トランスミッションは、2.0L ガソリンエンジンに6速MTが、2.5L ガソリンエンジンにはマニュアルモード付エクストロニックCVTが組み合わされる。エクストロニックCVTは、幅広い変速比と低フリクション設計により、力強い加速と低燃費に寄与する。
そして、2WD/4WD車に採用されたヒルスタートアシストは、坂道での発進時にブレーキ操作をサポートして後退を防止。さらに4WD車には、3つの走行モードを備えたインテリジェント4×4システム、急な下り坂での安全な走行をサポートするヒルディセントコントロールといった機能も搭載される。
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