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更新日:2022.03.22 / 掲載日:2021.09.29
ココが決め手!! のSUV選び【SUBARU スバルXV】
【国産全ブランド代表戦! 人気モデルのキャラ&適性早わかり!】 ニューモデルが続々登場のSUVカテゴリーは現行モデルも百花繚乱。 国産全ブランドの人気モデルをピックアップして、特徴をわかりやすくまとめた。 自分にピッタリの一台を見つけていただければ幸いだ。
●文:川島茂夫
SUBARU スバルXV【1.6ℓ直4:4WD】【2ℓHV:4WD】

【PROFILE】モジュール式のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を初採用したインプレッサをベースとするクロスオーバーSUV。ボディフォルムはインプレッサをほぼそのまま踏襲するが、足回りの設定などを独自のものとして、対地クリアランスの確保や悪路走破性の向上を実現している。



【ココが決め手!!】オンロードでのしなやかな走りと悪路対応力を両立
見た目以上の実力でアウトドアでも活躍 外観で一目瞭然だが、プレミアムコンパクトとして開発されたインプレッサ・スポーツをSUVに仕立て直したモデルである。前後のバンパー下部を切り上げた形状にしたり、ホイールアーチにプロテクターを装備して悪路対応しているが、ボディシェルや基本内装はインプレッサと共通である。インパネ周りやドラポジもほぼ共通。見た目のSUVらしさは希薄だ。 しかし、専用サスの採用により最低地上高はSUVではトップレベルの200㎜、4WD制御にはグリップ輪に効果的に駆動力を伝えるX-MODEを採用するなど、シャシー周りは悪路対応力向上にこだわった設計を採用。雰囲気だけのSUVではないのだ。 パワートレーンは1.6ℓとパラレル式ハイブリッドの2ℓの2タイプ用意。ハイブリッドは性能的にはマイルド型に近いのだが、軽快なドライブフィールを旨とする水平対向4気筒の魅力を電動パワーアシストによって高めているのが特徴である。 ハードウェアが示すようにインプレッサ譲りのオンロードでのしなやかな走りと荒れた路面にも対応できる悪路踏破性を高水準で両立。オン&ラフロードの両面で良質な走りを求めるユーザー向けだ。
【おすすめグレード】2.0e-L アイサイト ●価格:265万1000円

1.6ℓ車とハイブリッド車の価格差は約30万円だが、XVの車格に相応な余力を求めるなら十分な投資価値がある。機能重視の選択ならハイブリッド車のベーシック仕様が狙い目。
【シーン別/用途別】キャラクターグラフ

強いて言えば雰囲気としてのSUVらしさは希薄。しかし悪路踏破性や高速操安性、乗り心地、あるいは乗降性など、SUVに求められる要素をうまくバランスさせている。高い車高でSUVらしさを全面強調するクルマにちょっと抵抗があるユーザーにも勧められる。
フォレスターはマイナーチェンジ!

改良直前となったフォレスターの6月販売台数は1678台と好調を維持。最低地上高はXVをさらに上回り、同クラスで最大級の220㎜に設定。悪路向け駆動制御機能のX-MODEも全車に搭載。e-BOXERを標準に、スポーツには1.8ℓターボを搭載。SUVとしての使い勝手や性能に加え、オン&ラフロードでのスバルの走りを象徴する存在でもある。

ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。