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更新日:2021.09.15 / 掲載日:2021.09.15
米国マツダ クロスオーバーSUV「CX-5」の改良新型を発表 エクステリアデザインを刷新

マツダ CX-5 2022年モデル
米国マツダは現地時間の9月14日、クロスオーバーSUV「CX-5」の改良新型を発表した。
今回の発表では、エクステリアデザインの刷新を含んだ内外装のデザイン変更と、新機能「マツダ・インテリジェント・ドライブ・セレクト(Mi-Drive)」の導入が明らかに。
さらに、2022年モデルのCXシリーズ全車にマツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」を標準装備化することも併せて発表された。
フロントグリルに新デザインのシグネチャーウィング採用 ヘッドランプのデザインも変更

マツダ CX-5 2022年モデル
2012年の販売開始以来、アメリカにおいてマツダ車全体の販売を牽引する存在となっているクロスオーバーSUVの「CX-5」。
今回発表された2022年モデルは、より洗練された“魂動デザイン”を採用、“LESS IS MORE”をテーマにスタイリングを刷新した。
その中でも特に強調されるのはエクステリアデザインの刷新。
キャラクターラインを最小限に抑え、反射性のボディ表面を採用することでエレガントさを強調、フロントグリルは新デザインのシグネチャーウィングを導入するとともに、従来のメッシュタイプから立体的なテクスチャータイプに変更された。
さらに、ヘッドランプとリアランプも水平基調のスリムなデザインに変更され、洗練された印象を与える。
アルミホイールも新デザインを採用し、都会的でエレガントなビジュアルを強調する。
また、2.5Lターボエンジン搭載モデルはスポーティさを前面に押し出したデザインとなっており、エクステリアはグロスブラック仕上げのパーツを随所に採用、インテリアはレッドのステッチやアクセントをあしらったものに。
米国で設定されている2.5Lターボエンジン搭載の「シグネチャー」グレードは、ボディと同色のモール類を採用、ブライトシルバー仕上げのホイールとのコントラストが映えるビジュアルに仕立てられ、内装はナッパレザーやウッドなどの素材を使用して上質感を向上させた。
ワンタッチで最適なドライブモードを選択できる“Mi-Drive”
2022年モデルのCX-5はドライブモードやシート、ボディ、サスペンションもアップデート。
同モデルに導入される“マツダ・インテリジェント・ドライブ・セレクト(Mi-Drive)”は、ドライバーがワンタッチで最適なドライブモードを選択して走行性能を最適化できる機能。
また、シートデザインの変更によってドライバーと乗員の安定性を高め、自然で快適な乗り心地を実現、サスペンションについては、減衰力制御構造の改良やフレーム剛性の向上などにより、不快な振動やロードノイズを抑制し、静粛性と上質な乗り心地をもたらす。
さらに、6速オートマチックトランスミッションの応答性を向上させ、スムーズな加速を実現した。
そして、マツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」を、CX-5をはじめとする2022年モデルのCXシリーズ全車に標準装備化することも明らかにされた。
「i-ACTIV AWD」は加速時やコーナリング時の力の大きさに応じて体重移動を継続的にモニタリングし、適切な車輪にパワーをシフトさせてレスポンスを瞬時に行う機能で、車速に応じてターンインレスポンスとコントロールを鋭くしてパフォーマンスを向上させるとともに、様々な道路状況での安全性が高められるものとしている。